著者 : アンヌ・ガレタ
『失われた時を求めて』殺人事件『失われた時を求めて』殺人事件
完全犯罪という大いなる使命を抱いた主人公によって『失われた時を求めて』の登場人物たちが、ある一定のルールに基づいて、1人、また1人と殺されていく、実験文学集団ウリポ(潜在文学工房)の数少ない女性会員による、奇想天外な犯罪小説。
スフィンクススフィンクス
パリの夜、学生の私は出会った。美しい肉体のA。古代の伝説は語る。スフィンクスは謎を解けなかった者たちを貪り食らい、謎を解かれた時には断崖の高みから身を投げると。私とAの恋は伝説を繰り返す…。二人の性別を不明のままに、謎めいた激しい愛の物語を描き、フランス中を騒然と沸き立たせた23歳のデビュー作。
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