著者 : イッセー尾形
人情列車人情列車
イッセー尾形が、野を山を町を、そして異国を縦横無尽に走る! 宮沢賢治をあそぶ13の物語 2021年、岩手県・宮沢賢治ゆかりの地への旅をきっかけに始まった雑誌『Coyote』の連載「賢治再訪」シリーズ。 その連載に未発表作を加えた全13篇が単行本『人情列車』として一冊に。 「銀河鉄道の夜」「よだかの星」「風の又三郎」など、宮沢賢治作品に着想を得て創作されたいわゆる“カバー”。 しかし、もはや一読してもどの作品が原作かわからないほどのアレンジを効かせた、人間味とユーモア溢れる“イッセー節”が炸裂! イッセー尾形本人が全作品に寄せて描いた挿画もカラーで収録。 踏切番の夜 青空の下で空転 女神、めっけ 悪知恵の星座 オラが資本主義 いかさま師たち 宗教太郎 脆 春男に春が来た ゴッホの森 地上最大の決闘 ある田舎の秘話 人情列車 あとがき
消える男消える男
元女子プロレスラー司書…殺人犯似の民宿主…ドイツ人の靴修理屋…ウクライナ人のバニーガール…お水販売のホテトル嬢…コンピューターの個人指導をする42歳独身・高山邦夫。人付き合いの不得手な彼が出会うバラエティゆたかな人々。ときに困って迷って悲しんで喜んで驚いて楽しんでネットワークは広がっていく…。
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