著者 : エクトール・マロ
家なき子(上)家なき子(上)
優しくぼくを見つめる、母と思っていたその人は母ではなかった。ぼくは捨て子だったのだ…。家を追われた8歳の少年レミは、謎の老旅芸人ヴィターリスの一座に加わり、芸をする動物たちとともに巡業の旅に出発する。大都会から炭鉱町まで、時に厳しい荒野を渡り、吹雪を耐え、川を越えーレミは真の幸福を求めて旅を続ける。時代を超えて読み継がれるフランスの児童文学の傑作を完訳!
家なき子(下)家なき子(下)
旅の道中、時に仲間を失いながら出会いにも恵まれるレミ。イギリス人貴族マダム・ミリガンとアーサー母子。弟のように付き従うマティア。レミを家族のように遇してくれた花づくり農家アキャンの一家。国境を超えてイギリス、スイスへと旅を続け、ついに生母の居場所をつきとめるのだがー。レミは永遠に別れることのない本当の家族と巡り会うことができるのか。涙と感動の物語、完結編。
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