小説むすび | 著者 : エノキスルメ

著者 : エノキスルメ

フリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開けフリードリヒの戦場 1 若き天才軍師の初陣、嘘から始まる英雄譚の幕開け

隣り合うアレリア王国との紛争が続いているエーデルシュタイン王国。自らの出自を知らない孤児の青年フリードリヒは、幼い頃から非凡な聡明さを持て余し、平凡な人生にどこか物足りなさを感じながらも、田舎の町で穏やかに暮らしていた。ある日、町はずれに盗賊団が出没し、制圧に向かった討伐隊が壊滅。絶望的な状況に戸惑う民衆だったが、フリードリヒだけは様子が違いー?「僕は英雄マティアス・ホーゼンフェルト伯爵の息子だ」「大丈夫、僕の考えた作戦通りに動けば必ず勝てる」こうして自らを英雄の隠し子であると偽り、巧みな話術で民衆を奮起させて見事盗賊団を撃退!一件落着するも、英雄の息子を騙った罪人として捕らえられてしまう。重罰は避けられないかと思われたが、なんとマティアス本人からその才能を見出され、王国軍の騎士として国に貢献するよう命じられてー?これは、何者でもなかった青年が、歴史に名を刻む偉大な英雄となる物語。

ひねくれ領主の幸福譚 3 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!ひねくれ領主の幸福譚 3 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

新兵器・クロスボウを駆使した策で辺境に攻め入る巨大盗賊団を返り討ちにした領主ノエイン。その襲撃に隣領の名門貴族・ケーニッツ子爵が関与していると見抜いたノエインは、落とし前を付けるべく子爵のもとへ向かう。腹の探り合いの末、ケーニッツ子爵に非を認めさせたノエインは、代償として王国北西部の貴族閥への仲介を要求。貴族閥の晩餐会に参加することになるが、いざ会場へ行けばノエインは盗賊団を壊滅させた新興領主として大貴族の注目の的で!?さらにノエインが持ち込んだ“手土産”は、会場中の貴族を騒然とさせることになりー!?一方、盗賊団の件でノエインの実力を認めて以来、友好的なケーニッツ子爵から縁談が持ち込まれる。相手は子爵の娘・クラーラ。成婚すれば子爵の後ろ盾を得られることもあってノエインは縁談を進めるが、クラーラは消極的な様子。そこで「幸福な結婚」を目指すノエインは一計を案じて…!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、第三幕!

ひねくれ領主の幸福譚 1 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!ひねくれ領主の幸福譚 1 性格が悪くても辺境開拓できますうぅ!

大貴族の父と愛人の間に生まれた不義の子・ノエイン。家族や使用人から蔑まれ、ひねくれた性格に育った彼は軟禁生活の末に屋敷を追い出される。実家と縁を切る代わりにノエインが与えられたのは、王国辺境の飛び地と領主の座。しかし辺境は未開の大森林が広がるだけの土地で!?辺境を発展させて誰よりも幸福な領主になるーそう決意したノエインは開墾に着手。軟禁中に極めたゴーレム操作の魔法と、書物で得た高度な知識で荒れ地を耕して農業を始める…までは順調に進むが、肝心の領民は0人であった。さっそくノエインは領民集めを開始。その手法は尋常でなくー盗賊を懐柔して従士に登用!難民を丸め込み従順な労働力を獲得!商人の娘の心を誘導して財務担当へ引き抜き!…と、悪賢く領民を増やすが、当の領民たちはひたすら敬愛を捧げるばかり!?さらに辺境開発の優れた手腕が大商会や上級貴族からも注目されてー!?ひねくれ領主の辺境開拓物語、開幕!

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