著者 : エリザベス・バーンズ
六月の贈り物六月の贈り物
あと5年。それがマリに残された時間だった。余命宣告を受けた彼女は賑やかなNYを離れ、いつかくる“その日”を待ちながら、独り静かに暮らしていた。そんな6月のある朝、身なりのよい紳士が気球に乗って現れた。彼の正体は、NYの大富豪実業家、アンガス・オニール。裏手の広大な土地を買ったという彼はマリの新しい隣人となり、惹かれ合った二人は一緒に過ごすときが多くなった。やがてマリはアンガスに求婚されるが、頑なに拒み続けるーみずからの儚い運命のことは言えないままで。
六月の贈り物六月の贈り物
あと5年。それがマリに残された時間だった。宣告を受けた彼女は喧噪のニューヨークを離れ、“その日”を待ちながら、一人静かに暮らしていた。そんな6月のある朝、彼女の庭を奇妙な影が横切る。気球だわ、すごい!息を切らして追いついたマリの前に、サングラスの似合う、身なりのよい紳士が降り立った。彼はアンガス・オニール。ニューヨークの実業家だ。裏手の土地を買ったという彼は、マリの新しい隣人になった。孤独を求めて都会を離れたはずなのに、二人は急速に惹かれ合う。だがマリは彼のプロポーズを拒み続けるー絶望の想いで。
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