著者 : オーガスト・ダーレス
ジョージおじさん〜十七人の奇怪な人々ジョージおじさん〜十七人の奇怪な人々
海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、 一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。 第2期第5回配本刊行! ラヴクラフトの高弟にして、短篇小説の名手ダーレスの、怖くて優しく、奇妙な物語の数々。 少女を守る「ジョージおじさん」の幽霊、夜行列車の個室で待ち受ける物言わぬ老人、ライラック香る屋敷に隠れ住む姉妹……。 本書に登場する奇怪な人々は、あなたのそばにいるかもしれません……。 前書き ジョージおじさん パリントンの淵 プラハから来た紳士 B十七号鉄橋の男 幸いなるかな、柔和なる者 マーラ 青い眼鏡 アラナ 死者の靴 客間の干し首 黒猫バルー 余計な乗客 ライラックに吹く風 ミス・エスパーソン ロスト・ヴァレー行き夜行列車 ビショップス・ギャンビット マニフォールド夫人
ソーラー・ポンズの事件簿ソーラー・ポンズの事件簿
シャーロック・ホームズを模して書かれた贋作、偽作の類は、天文学的な数字に上っている。中でもダーレスの創造したソーラー・ポンズは〈プレイド街のシャーロック・ホームズ〉といわれるほど生き写しのキャラクターだった。その全70編の作品中から、「アルミの松葉杖」「ファヴァシャム教授の失踪」等、聖典中の〈語られざる物語〉を取り上げた短編など13編を収録した。解説=戸川安宣
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