著者 : オー・ヘンリー
O・ヘンリー ニューヨーク小説集O・ヘンリー ニューヨーク小説集
O・ヘンリーの短編小説は、心温まるいい話として、人生の教訓として、気軽に親しまれてきたが、しかし、この作家は、じつは、時代のずばぬけた観察者でもあった。本書を読めば、烈しく変貌する20世紀初頭のニューヨークが浮上してくる。O・ヘンリーの新しい読み方ができるように編集された画期的な小説集。カラー口絵と全作品についた小解説とともに、100年前のニューヨークへタイムスリップ!
最後の一葉 オー・ヘンリー傑作集1最後の一葉 オー・ヘンリー傑作集1
グリニッチ・ヴィレッジに住む貧しい画家ジョンシー。彼女は肺病にかかり、窓辺から見える残り少い蔦の葉を数えていた。散り終った時に、自分の命が尽きると…(「最後の一葉」)。わが国でも、もっとも愛されていたこの一篇をはじめ、「警官と讃美歌」「賢者の贈りもの」など16篇。短篇の名手オー・ヘンリーが庶民の姿を独特のユーモアとペーソスで描く傑作集。
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