著者 : カーソン・マッカラーズ
哀しいカフェのバラード哀しいカフェのバラード
愛はいつでも儚い一方通行。独身で背の高いアミーリアは、どういうわけか町に突然現れた小男に惚れこんで、同居してカフェを始めた。そこに元夫が刑務所から帰還。奇妙な三角関係の行方はー。村上春樹がいつか訳したいと願っていた名作を彩る山本容子の銅版画。豪華コラボレーション新訳版。
心は孤独な狩人心は孤独な狩人
1930年代末、アメリカ南部の町に聾唖の男が現れた。大不況、経済格差、黒人差別…。カフェに集う人々の苦しみをその男だけが、いつも静かに受け止めてくれた。-村上春樹が「最後のとっておき」にしていた古典的名作、新訳で復活!
結婚式のメンバー結婚式のメンバー
この街を出て、永遠にどこかへ行ってしまいたいーむせかえるような緑色の夏、12歳の少女フランキーは兄の結婚式で人生が変わることを夢見た。南部の田舎町に暮らし、父や従弟、女料理人ベレニスとの日常に倦み、奇矯な行動に出るフランキー。狂おしいまでに多感で孤独な少女の心理を、繊細な文体で描き上げた女性作家の最高傑作を村上春樹が新訳。“村上柴田翻訳堂”シリーズ開始。
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