著者 : グレアム・ワトキンス
致死性ソフトウェア(上巻)致死性ソフトウェア(上巻)
デューク病院に、奇妙な患者が続々と運びこまれる。彼らは不眠不休で食事も摂らず、コンピュータにかじりついていた。発作、餓死、殺人。事態は深刻をきわめ、病院では原因の究明に追われる。そしてこの“コンピュータ中毒症候群”に冒された者の大多数が、あるソフトウェアを使用していたことが判明する…。デジタル社会の悪夢を描き、新たな地平を拓くサイバー・ホラー巨編。
致死性ソフトウェア(下巻)致死性ソフトウェア(下巻)
インターネットを通じて猛威をふるいつづける恐怖のソフト“ペナルティメート”。死者は増加の一途をたどり、銀行預金は他人に引き出され、情報操作による謀略が頻発する。着実に壊滅へと向かう世界を救えるのは、このソフトの開発者エンゲルスしかいなかった。果たしてその方法とは何か…?いよいよ、人類の存亡を賭けた最後の死闘が、コンピュータのモニター上で展開される。
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