著者 : コルヴォー男爵
教皇ハドリアヌス七世教皇ハドリアヌス七世
冴えない元聖職者志望が、突然「ローマ教皇」にー!?屋根裏部屋で一匹の猫と暮らす中年作家ジョージ。聖職者を志すも夢破れた彼のもとに、ある日突然、枢機卿が訪れる。「あなたが教会での将来を断たれたのは誤りでした。」念願の神父となったジョージが、観光気分で教皇選挙に沸くローマへ行くと、知らぬ間に教皇に選出されていた!「ハドリアヌス七世」を自称したジョージは型破りや“宗教改革”に乗り出し、謀略渦巻く教皇庁に大波乱を巻き起こすー!澁澤龍彦も注目した、異形の英国世紀末作家に“伝説的奇書”にして、破天荒な“自伝的幻想小説”初邦訳!!!
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