著者 : サラ・シムッカ
ルミッキ3 黒檀のように黒くルミッキ3 黒檀のように黒く
「わたしのルミッキ。きみの手は血でそまっているーー」 高校で「白雪姫」を現代版にアレンジした劇「黒いリンゴ」の主役を演じることになったルミッキに、不気味な手紙が届き始める。差出人はルミッキの日常を異常なほど詳しく知っており、自分の要求を満たさなければ、劇の初日を血の海に変えると言う。 次々に届く手紙とエスカレートする要求。開演の夜が近づく中、ルミッキはストーカーの正体を暴くことができるのか。前作で明らかになった姉の存在、両親の秘密、ルミッキの過去もついに明らかになる。 クールでストイックな白雪姫の三部作、ここに完結!
ルミッキ(2)ルミッキ(2)
旅先のチェコで、ルミッキの目の前に腹違いの姉だという女性が現れた。彼女の名はゼレンカ。母親の死後、新しい〈家族〉に引き取られて暮らしているという。 ルミッキがゼレンカの家に招待された翌日、彼女の〈家族〉の一人が事故で亡くなった。疑念を抱いたルミッキは、事故死した男と会っていたジャーナリストの青年を探し出して接触する。その夜、何者かに自らが監視され、身の危険が迫っていることに気づくのだった。 世界48ヵ国で翻訳出版! トペリウス賞受賞作家サラ・シムッカによる話題の北欧ミステリー3部作、ますますスリリングな第2弾。 ◆以下続刊予定(全3巻) 第3巻 黒檀のように黒く(12月上旬発売予定)
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