著者 : ジェイン・オースティン
説得されて説得されて
周囲に説得されて婚約を解消したアンは八年ぶりにウェントワース大佐と再会し、物語は静かに動きだす…二〇〇六年刊行の細やかな注釈を載せたケンブリッジ版を底本とした、二十一世紀のジェイン・オースティン。流麗な現代日本語でオースティン最後の完成作品を読む。最新訳。
自負と偏見自負と偏見
イギリスの静かな田舎町ロングボーンの貸屋敷に、資産家ビングリーが引っ越してきた。ベネット家の長女ジェインとビングリーが惹かれ合う一方、次女エリザベスはビングリーの友人ダーシーの気位の高さに反感を抱く。気難しいダーシーは我知らず、エリザベスに惹かれつつあったのだが…。幸福な結婚に必要なのは、恋心か打算か。軽妙な物語に普遍の真理を織り交ぜた、永遠の名作。
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