著者 : ジャネット・デーリ
恋がたき(上巻)恋がたき(上巻)
美貌の広告会社副社長、フレーム・ベネットと危険な魅力を持つやり手ディベロッパー、チャンス・スチュアートは会った瞬間に激しい恋に陥ちた。ところが皮肉なことに、チャンスを憎む伯母のハッティが彼に遺産を譲らなくてすむように探しあてた相続人がフレームだったのだ。彼が進めているプロジェクトにはその遺産がぜひとも必要だったー。愛と憎悪、打算と欲望が渦巻くロマンス。
恋がたき(下巻)恋がたき(下巻)
チャンスに利用されたと思い込んだフレームは深く傷つき、復讐の炎を燃やす。以前から言い寄っていたデパート・オーナーのマルコムに身体を許し、チャンスの計画を潰すための資金を引き出すことさえ辞さなかった。その頃から彼女の周囲に不穏な影がちらつき始めた。繰り返し脅迫電話がかかり、車が追突され、銃弾が撃ち込まれた。それは果してチャンスの仕業なのだろうか。
ローソン・ブルーの瞳(上巻)ローソン・ブルーの瞳(上巻)
アビーは父ディーン・ローソンの葬儀ではじめてレイチェルに出会った。レイチェルはディーンと愛人との間の娘だが、アビー同様、彼女もローソン家特有の鮮かなブルーの瞳を受け継いでいた。ディーンの没後、アビーは莫大な財産を相続するはずだったが、残されたのは借金だった。一方、レイチェルには多額の信託財産が遺されていた。ふたりの異母姉妹の宿命の葛動がはじまるー。
ローソン・ブルーの瞳(下巻)ローソン・ブルーの瞳(下巻)
長いあいだ日陰の存在だったレイチェルは、これまでの恨みを晴らすために、競売に付されたローソン家の家屋敷と持ち馬を買い取る。アビーとレイチェルの立場はいまや完全に逆転した。そして、アビーと石油試掘師マックリーとの甘美な恋、レイチェルと実業家レーンとのロマンス。-テキサスの石油産業、アラブ馬の飼育事業を背景に、ふたりの異母姉妹がくりひろげる愛憎のドラマ。
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