著者 : ジョゼフ・ヘイウッド
追跡者〈犬鷲(ベルクート)〉(上)追跡者〈犬鷲(ベルクート)〉(上)
1945年4月、ソ連軍に包囲され廃墟と化したベルリンに、SS大佐ギュンター・ブルムが単身パラシュート降下した。彼に課せられた任務は、替え玉の死体を地下豪に残して、総統アドルフ・ヒトラーを無事にベルリンから脱出させることであった。一方、暗号名〈犬鷲〉に率いられたソ連特務チームは着々とベルリンに近づきつつあった。スターリンがベルクートに課した密命は“ヒトラーを生きたまま捕獲せよ”であった!
追跡者〈犬鷲(ベルクート)〉(下)追跡者〈犬鷲(ベルクート)〉(下)
第三帝国総統アドルフ・ヒトラーはSS大佐ブルムたちに守られてドイツの山中深く身を潜めていたが、ヒトラーの生存を確信したソ連特務チームは、怖るべき執念で探索の罠をせばめつつあった。彼らの動きを察知した米国情報部員バレンタインも、独自に探索を開始していた。果してヒトラーの逃避行は成功するのか?追う者と追われる者の凄まじい暗闘がドイツからイタリアへと繰り広げられる!英米を熱狂させたサスペンス大作!
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