著者 : ジョン・ギルストラップ
希望への疾走(上巻)希望への疾走(上巻)
1983年、環境保護庁の要請で陸軍武器庫に入った調査チームに銃火が浴びせられ、化学兵器が山積する庫内は猛火と毒ガスに包まれた。チームのメンバーだったドノヴァン夫妻はその大量殺戮と環境破壊の首謀者という汚名を着せられ、14年間の潜伏生活を送ってきた。だが彼らは今、一人息子を学校から奪還して最後の賭けに出たー。数多の名手を瞠目させたノンストップ・サスペンス。
希望への疾走(下巻)希望への疾走(下巻)
謀略の黒幕がFBI副長官であることが明白になり、ジェイク・ドノヴァンはかつての同僚ニックの協力を得て、あの忌まわしい現場へと向かう。だが、化学物質に冒されて重症となった息子トラヴィスのために自ら捕らわれた妻キャロリンと、入院中の息子は次々と刺客に狙われる。血まみれの格闘と息詰まる追跡戦。その果てに、ジェイクはいよいよ巨悪との対決に臨むときを迎えた…。
若き逃亡者若き逃亡者
少年拘置所で悪逆な監督官に命を狙われたネイサンは、身を守ろうとして彼を死なせ、脱走。忍びこんだ家のラジオで、自分が一方的に断罪されていることを知り、自らトーク番組に電話を入れる。トーク・ジョッキーの“ザ・ビッチ”はネイサンの擁護に回り、彼は一躍メディアの寵児となるが、捜査を開始した警察とともに、暗黒街の黒幕が送り出した第二の殺し屋が彼を追っていたー。
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