著者 : スティーヴ・ソーマー
七人の愛国者七人の愛国者
ホワイトハウスが新たな軍縮政策である『第一段階』を宣言したヴェテランズ・デイ前夜、陽は明日昇るの暗号のもと愛国者たちが行動を起こした。ある者はF-14トムキャットをハイジャックし、ある者は大統領の暗殺を企て、そしてー彼らは何者なのか。真の目的は。核ミサイルの抑止力に依存する軍縮交渉の場を軸に、核による人類の危機をリアルに描く迫真の軍事サスペンス。
大統領を作る男たち(上巻)大統領を作る男たち(上巻)
暗殺犯の凶弾を浴び傷を負いながらも、若手上院議員ファロンが行った演説は、全米に深い感動を与えた。再選が危い大統領ベイカーの顧問と、党の長老たちは、一躍マスコミの寵児となったファロンを副大統領候補に大統領選を乗り切ろうと図る。この動きを察知した副大統領イーストマンは、大統領に公然と反旗を翻す一方、ファロンの弱点を探り始めた…。迫真のポリティカル・サスペンス。
大統領を作る男たち(下巻)大統領を作る男たち(下巻)
副大統領イーストマンの爆弾発言で大統領は苦境に陥った。一方狙撃事件の謎を追うFBIの老捜査官マンクーソは、精神病院にいるファロンの妻を訪ね、清廉潔白とされていた彼の意外な秘密を知らされた。大統領候補指名の党大会を数日後に控え、ファロンをめぐって大統領、副大統領、そして長老政治家たちの思惑が渦巻く…。アメリカ大統領候補選出の舞台裏をリアルに描く長編。
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