著者 : ダグ・ホーニッグ
消えたスティンガー・ミサイル(上)消えたスティンガー・ミサイル(上)
アメリカ軍のスティンガー・ミサイル二十四機が、極秘輸送中に強奪された。犯人は国際的テロリストのヴェガ。彼はこのミサイルで、まずアイルランド航空の旅客機を撃ち落とした。次々に旅客機を狙うつもりなのだ。もしそうならば、国じゅうがパニックに陥る。合衆国大統領は緊急閣僚会議を招集した。犯人を突きとめ、ミサイルを奪還せよ!席上、ひとつの電話がかかった。その電話の主が、ミサイルと交換に要求してきたのは…。
消えたスティンガー・ミサイル(下)消えたスティンガー・ミサイル(下)
カークは自暴自棄な生活を送っていた。テロで妻子を殺され、それを機にCIAを辞めてしまったのだ。そんな彼のもとにかつての上司が訪れた。ミサイル奪還作戦に加われ、相手のテロリストは妻子を殺した連中と関係があるらしい。その言葉に突き動かされたカークは、ヴェガを追いはじめた。だが、ヴェガを操る謎の人物、さらに事件全体の裏で糸を引く黒幕の存在が浮かびあがったとき…。錯綜する展開、そして衝撃の結末を呼ぶ大作。
奴らは〈ハードボール〉奴らは〈ハードボール〉
『ファウル・ショット』の事件以来、探偵稼業を休んでいたローレン・スウィフトに町の保安官リドリー・キャンベルが仕事を依頼してきた。近々行われる郡の保安官選挙に出馬を予定している男レスター・ビーヴァンズについてさぐってほしいというのだ。調査を開始したスウィフトの周囲でいやがらせが頻発する。法外な選挙資金を投入してまで保安官をめざすビーヴァンスの野望とは何か?ローカル私立探偵ローレン・スウィフト・シリーズ第二弾。
PREV1NEXT