著者 : チゴズィエ・オビオマ
小さきものたちのオーケストラ小さきものたちのオーケストラ
ナイジェリアの貧しい養鶏家の青年チノンソは、富裕層の女性と恋に落ちた。彼女と結婚するため全財産をなげうってキプロスに向かうが、そこで待ちうけていた運命とはーー。チノンソの守り神は天界の法廷で神々に彼の人生を語りはじめる。ブッカー賞最終候補作
ぼくらが漁師だったころぼくらが漁師だったころ
ナイジェリアの小さい町に暮らす四人兄弟。厳しい父が不在の隙に兄弟は学校をさぼって魚を釣りに行く。しかし川のほとりで出会った狂人は、長男が兄弟の誰かによって殺されると予言したーー九歳の少年の視点で生き生きと語られる、闇と笑いに満ちた悲劇の物語
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