著者 : チョーサー,G.
カンタベリー物語 上(完訳)カンタベリー物語 上(完訳)
花ほころび、そよ風吹きそめる四月、サザークの旅籠で出合った二九人の巡礼たち。身分も職業もさまざまな彼らが、カンタベリーへの道中、順番に話をすることになってー中世イギリス最大の詩人チョーサーの代表作。バーン=ジョーンズの挿画を収録。
カンタベリー物語 中(完訳)カンタベリー物語 中(完訳)
五度結婚したバースの女房が明かす女心の本音。互いにけなし合う托鉢僧と召喚吏。学僧が語る貞女グリゼルダの受難。さらに貿易商人、近習、郷土、医者、免罪符売り、船長、尼僧院長が話した後、作者チョーサーも一枚加わり物語を披露する。
カンタベリー物語 下(完訳)カンタベリー物語 下(完訳)
修道僧による、一七人の悲劇。尼僧付の僧は雄鶏の寓話を、第二の尼僧は聖女セシリアの殉教譚を語る。そこに後から追いついた錬金術師とその徒弟。だが、徒弟にいかさまぶりを暴露されて錬金術師は大あわて。話はなおも続くが、カンタベリーにはまだ着かない。
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