著者 : デーヴィド・ローン
復讐の残響復讐の残響
盲目の元音響技師ハーレックは鋭い聴覚を駆使して、身内が巻き込まれた誘拐事件を解決に導き、一躍英雄となった。事件を通じて知り合った警官デブラと結婚し、すべて順調に思われたが、悪い知らせが届く。捜査に携わった元巡査部長ジャノウスキーが射殺されたのだ。しかもそれは凄惨な復讐劇の幕開けに過ぎなかった…。『音の手がかり』『音に向かって撃て』に続くシリーズ第3弾。
音に向かって撃て音に向かって撃て
失明によって鋭敏になった独特の聴覚を頼りに、誘拐された姪を救出した元音響技師ハーレック。事件から一年が経ち、平穏な生活を取戻しつつあった彼の元に、衝撃的なニュースが入った。服役中の誘拐犯スタークが脱獄したのだ。復讐に燃える男は殺人機械と化して、刻一刻と迫ってくる。悲劇は再び繰り返されるのか。斬新なアイディアで好評を博した『音の手がかり』の続編。
音の手がかり音の手がかり
映画撮影中の事故で失明したハリウッドの元音響技師ハーレック。彼の姪のジェイニイが、何者かに誘拐された。彼女はどこにいるのか?犯人からの電話の背後には、電車のブレーキ音や風鈴の音や音楽がかすかに聞こえる。犯人の居場所をたどる唯一の手がかりは、この背後の音のみ。鋭敏な聴覚だけを頼りに、ハーレックが誘拐犯に迫る。シカゴを舞台に展開する異色犯罪ミステリー。
PREV1NEXT