著者 : トーヴェ・アルステルダール
忘れたとは言わせない忘れたとは言わせない
23年前、凶悪事件を自白し、保護施設で育ったウーロフ。事件当時14歳だった男が実家に戻った時、事件は起きた。ウーロフの父が自宅で、斬殺死体で発見されたのだ。犯人と疑われ、世間の誹りを受けるウーロフ。同郷のエイラは、警察官補として事件の捜査に当たるが、次第に彼女の前に、過去の事件が浮かび上がってくるー。スウェーデン推理作家アカデミー最優秀長篇賞、スカンジナヴィア推理作家協会ガラスの鍵賞W受賞作。
海岸の女たち海岸の女たち
「あなた、父親になるのよー」それを伝えたくて、わたしは単身ニューヨークからパリへ飛んだ。取材に行ったフリージャーナリストの夫の連絡が途絶えて十日あまり。夫からの手紙には、謎めいた写真が保存されたディスクが。ただの舞台美術家だったわたしは、異邦の地で一人、底知れぬ闇と対峙することにー。世界十六ヵ国で翻訳された、北欧ミステリの新女王のデビュー作!
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