小説むすび | 著者 : ナタリー・アンダーソン

著者 : ナタリー・アンダーソン

嵐の夜が授けた愛し子嵐の夜が授けた愛し子

「ぼくの高鳴る鼓動を抑えられるのは きみしかいない」 妹に教育を受けさせるために、3つの仕事をかけ持ちするタリアは、 キスしたこともなければ、恋愛する時間さえなかった。 不仲だった両親のせいで結婚願望などないのに、ある嵐の夜、 下山するゴンドラが停電し、ゴージャスすぎる億万長者デインと 二人きりで閉じこめられ、たまらなく惹かれるものを感じた。 魔法にかかったように無垢な身を捧げたあと、 停電が解消して地上に着くなり、タリアは逃げ出してしまうーー。 1年後。嵐の夜に授かった赤ん坊を抱いて 公園のベンチに座っていると、突然声をかけられ、息をのんだ。 この子と同じ、真っ青な瞳……。デイン? あなたなの? 情熱を交わした男性は、実は不動産開発業で超有名な億万長者! 彼に妊娠を知らせる手段もなく、妹の学費や赤ん坊との生活費を稼ぐため懸命に働いていたヒロインは、同じく結婚願望のない彼に、25万ドルという大金と引き替えに彼の国で暮らすよう誘われ……?

孤高の富豪と花摘み娘孤高の富豪と花摘み娘

夢の一夜を過ごした2カ月後、彼女は泣いた。 彼の正体と双子の妊娠が判明したことで。 ロザンナは、両親が内装を手がけたビルの開業記念パーティで、 ブロンズ色の肌の警備員らしきスーツ姿の男性と恋におちた。 黒いブラウスとスカート姿のせいで給仕係と勘違いされても、 構わなかった。いつも体のラインを隠す服を両親に着せられ、 恋に臆病な彼女だったが、彼に純潔を捧げて幸せだった。 夜闇が背骨の曲がる病も手術痕も隠してくれたから……。 そして互いに名も知らぬまま別れた2カ月後の、偶然の再会ーー 彼こそあのビルのオーナー、実業家のレオ・キャッスルだった! 衝撃のあまり倒れたロザンナは、彼の手で病院に運ばれた。 「ご懐妊、おめでとうございます。しかも双子です」 医師の診断に呆然とする彼女に、結婚を申し込むレオ。愛のない結婚でも、彼と一緒になりたいーー私の背中の醜い傷にキスしてくれた人だから。それでも本当の愛がほしいロザンナはためらい……。

王子に恋したみにくいあひる王子に恋したみにくいあひる

こんなにも王子を愛してしまった私は、 1年後に必ず訪れる別れに耐えられるの? 両親の死後、ヘスターは親戚の家で不幸な生活を強いられていたが、 晴れて独立し、トリスカリ国王女のアシスタントに抜擢された。 ある日、王女の兄であるアレクから結婚を申し込まれる。 「礼金は弾むから、1年限定で僕の妻になってくれないか?」 亡父の跡を継いで国王になるには、妻を娶る必要があるという。 なぜ私なの? 親戚の家で爪弾きにされて育った私が王妃? 訝りながらも、慈善活動の資金を必要としていたヘスターは、 “ベッドはともにしないこと”を条件に、しぶしぶ承諾する。 だが、黒い瞳のセクシーな夫の魅力には抗いようもなくて……。 〈7つの愛のおとぎばなし 3〉は、『みにくいあひるの子』がテーマ。愛に恵まれず貧しい育ちのヒロインは、愛を信じない王子に絶対服従を誓う結婚をすることに。一方の王子は、壁の花にしか見えなかった地味なヒロインの華麗なる変身ぶりに目をみはり……。

花婿への愛は秘密花婿への愛は秘密

孤高の富豪に捧げた夜は、 無垢な乙女に思わぬ誤算をもたらした。 リアは友人のバレエ公演会場のロビーで途方にくれていた。 チケットが見つからない……。と、現れた美貌の黒髪の男性に チケットを譲られ安堵する。いったい誰なのかしら? その夜、公演後の祝賀パーティで偶然再会した彼は テオドロス・サバスーーギリシアの富裕な銀行CEOだった。 身長が高すぎるのがコンプレックスで恋に臆病なリアだったが、 彼の巧みでセクシーな誘惑に、初めての情熱をかきたてられ、 気づけば熱く応えていた。ああ、彼は明日帰国してしまうのに。 なぜこんなにも彼に惹かれるの? 純潔を捧げたリアは、 やがてテオの銀行を訪ねるーー妊娠を告げるために。 リアが銀行の受付で追い返されかけたとき、現れたテオは、妊娠を知ると、子供のための別居結婚を提案。リアは愛のないプロポーズにショックを受けますが、おなかの子を思うと拒めなくて……。セクシーな作風で人気のN・アンダーソンが綴るピュアな初恋物語。

白い結婚は忘れじの富豪と白い結婚は忘れじの富豪と

絶体絶命の乙女が助けを乞うたのは、 狙った獲物は必ず仕留める、放蕩富豪。 幼いころ里子になり、養父に疎まれても尽くしてきたケイティ。 だがある日、養父の借金を肩代わりする好色な老富豪に 花嫁として差し出されると知って、絶望の底に落とされた。 このまま言いなりになるほかないの? ケイティは途方にくれ、 少女時代を共に過ごしたアレッサンドロを10年ぶりに訪ねた。 放蕩者で鳴らす裕福な投資家となった彼は、とびきりセクシーで 危険な香りを放っている。だめよ、甘美な思い出は封印するの。 今日は色恋とは無縁の突拍子もない頼み事をするのだから。 ケイティは深く息を吸った。「わたしと結婚してほしいの」 意に染まぬ結婚から逃れるため、忘れえぬ初恋の男性と形だけの結婚をしたヒロイン。二人が決めた結婚の条件は“半年間の禁欲”。でも、夫はどんな美女でもたちまち夢中にしてしまう魅力の持ち主で……。スリリングな契約結婚ロマンスをお楽しみください。

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP