著者 : ニナハチ
前世の記憶をもったまま、レグタリア帝国の第七皇女に転生したヴィルジニア。優しい父と兄たちに溺愛されながらすくすく成長!少しずつ公務も増え、皇族としての自覚を持ち始めていた。そうして迎えた10歳の誕生日。周囲からのお祝いだけでなく、ユベールからも手紙が届き幸せいっぱいな時間を過ごす。しかし、そんな幸せもつかの間…ヴィルジニアの三人の婚約者候補が発表される!早速、候補者それぞれとお茶会の場を設けられるが、そこでわかったのは三人が複雑な事情を抱えてこの場に臨んでいるということでー?末っ子皇女が「幸せな結婚」を目標に突き進む、愛され異世界ファンタジー第2幕!
レグタリア帝国の第七皇女ヴィルジニアには前世の記憶がある。姉ばかりを贔屓する両親のもとに生まれ、「幸せな家庭」に憧れたまま一生を終えた異世界での記憶。後悔とともに転生したヴィルジニアだったが、今世では父から溺愛される毎日。戸惑いながらも今度こそ幸せになることを決意する!その第一歩として六人の兄と仲良くなりたいと考えるが、異なる妃たちから生まれた彼らの関係は複雑な様子。ヴィルジニアも容易に関わることはできない…。しかし、簡単には諦められないヴィルジニア。幼女という立場を使い部屋に押しかけ、抱っこを願い、お菓子を食べさせてもらい…と積極的に関わっていく!そうして一緒に過ごすうちに、不仲に見えた兄たちが実はお互いを思いやり、ヴィルジニアのことも大切に思っているとわかり…?末っ子皇女の愛され異世界生活スタート!
『実質メリーバッドエンド』しかない『ヤンデレ最凶王子』からプロポーズ!?いやいや私、モブなんですけど!!自分が前世で遊んでいた乙女ゲームの世界に転生したことを思い出したモブ令嬢のレイラ。しかし、物語はすでにバッドエンドに向かって走り出していた。何故なら目の前にいた隣国の第二王子・アルベールにプロポーズされていたからだ。彼は『ヤンデレ最凶王子』と呼ばれ、まともなエンディングがない男だった。ひとまずは最初のバッドエンドを回避するが、アルは事あるごとにレイラに「溺愛」と「監禁」を迫る。だが、毎日一緒にいるうちにアルベール自身に惹かれてしまいそうになり、追い詰められたレイラは「私がアルベールを真人間にする!」と決意する。そして、ゲームのヒロインのミアが魔法学園に入学してきて、いよいよゲームの本編がスタートする!レイラはアルとのバッドエンドから逃げ出すことはできるのか?
魔族四天王“冒神の死霊術師”ことアインベルクは、“勇者”に殺され、異なる時間軸に赤子として転生した。アインと名を変えすくすく成長するも、転生前の精神と能力はそのまま引き継がれたことで、ついつい子供らしからぬ言動をとってしまう。何かと周囲の興味を惹いてしまう魔族の少年が、能力バレせずに人間社会をサバイブする、手に汗握る成長譚!第1回ドラゴンノベルス新世代ファンタジー小説コンテスト特別賞受賞作。