著者 : ハム
王弟ロレンス様と一緒にダンジョン「古楽の迷宮」に潜ったルークさん。本来の目的である風精霊さんへのお礼は言えたものの、精霊のカブソンさん(カワウソ)からダンジョンの秘密を教えられてしまう。さらにはリーデルハイン領の近くにも未発見のダンジョンがあると知り……!? 大恩あるリーデルハイン家に危害が及ばぬよう、ダンジョンを調査することに!
なんで将軍閣下が直々に僕(モブ)のとこにやってくるの!? 銀河大帝国ーー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国で、ジョン・ウーゾスは傭兵を生業としていた。 「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、銀河大帝国を揺るがすクーデター事件を乗り切った。 だが話はそれで終わらず。 反帝国活動家の火種はそこここに残り、ウーゾスも知らず知らずのうちに巻き込まれていくことになり……!? さらには、ひょんなことから軍の演習に駆り出されたり、ギルドの仕事では「女王階級」の実力者と組まされたり。 ウーゾス自身は目立たないようにしているのだが、そこはやはり能鷹隠爪の宿命ーー! 周囲が彼を放っておくことは、どうやらないようで……? 「指名依頼ぐらいはーー構わんだろう?」 「わかりました。受けさせていただきます……」 実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。第5幕!
王都でのあれやこれやが終わり、無事にリーデルハイン領へ戻ったルーク。しばらくはゆっくりトマト様のお世話……と思いきや、ロレンスを送り届けたオルケストラにあるダンジョン『古楽の迷宮』の奥に、上位精霊に会える精霊の祭壇があると知り、大恩ある風の精霊さんと再会するためにダンジョンに潜ることに! ダンジョンに興味津々なロレンス様もお誘いしてのダンジョン探索──その先に、新たな出会いが待っていて……!?
なんであんなお偉いさんが、僕みたいな「モブ」を調査してるの!? 銀河大帝国ーー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国で、ジョン・ウーゾスは傭兵を生業としていた。 「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、惑星トスレでの任務を完遂。 任務で船を破壊されるも、新たな船を購入したことでウーゾスはいつもの日常を取り戻ーーせなかった。 「美女すぐる皇帝陛下」を標的にしたクーデターが勃発したことで、またぞろウーゾスは任務に駆り出されてしまう……! そして不幸は続きーー「97%の確率で特定部位を破壊し相手を無力化しています。 見事としかいいようがありません」 「彼はいわば職人です。地味な仕事をいくつもこなして腕を上げてきたのでしょう」--いつの間にかウーゾスに興味をもった帝国将軍により、彼の実力が暴かれることになり……!? 実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。 第4幕!
トマト様を布教する足がかりとして、ペーパーパウチを作れるクロスローズ工房との提携を果たし、何だかんだあって会社を作ることになった転生猫のルーク。 もうこれペットの仕事じゃなくない?と思いつつも、会社の後ろ盾になってもらおうと王弟(次期国王)ロレンスに挨拶に伺うのだが……!? 様々な出会いを得た王都編、ついに完結! チートな猫さんは懐かしきリーデルハイン領への家路につく!
銀河大帝国ー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、惑星テウラでのテロリスト掃討作戦を完遂した。そして、そんな彼に新たな災難の影がー「なんであんたがあんなに報酬をもらってるのよ!?」頭がピンクの没落貴族様に絡まれたり。「動くな侵入者。動けば殺す」パッチワーク号が破壊され、逃げ込んだ洞窟では“意思のある古代兵器”ロスヴァイゼの姉・ゲルヒルデに銃口をつきつけられたり。災難続きのウーゾスだが、偶然出会った超高性能な古代兵器。当然、彼がとる行動は…!「だが断る!そういう船は、イケメンで主人公属性の奴が乗るのが正しいお!」実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。第3幕!
銀河大帝国ー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、とある絵画に端を発する貴族同士の利権戦争をひっそりと乗り切った。そして日常に戻ったウーゾスは、またぞろ細々とした依頼をこなしていくのだがー。「お前なんかより俺は強いんだ!勝負しろ!」「お前…傭兵としてのプライドはないのか?」勝手に自滅した主人公キャラに絡まれたり。「あの腕で、どうして今の階級に留まるんだ?」「ウーゾスの技術ならこなせそうだけど…」目立たぬようひっそりと、しかし確実に任務をこなし続けていくうちに、ウーゾスの名はさらに傭兵の間に広まることになり…!?実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。第2幕!
ネルク王国国王、崩御ーー。ビッグニュースが王都を揺るがすが、そんなことは猫には関係ないし王都観光……とはいかず、転生猫のルークは飼い主であるクラリスやライゼーたちのため、何故か魔族と戦ったり何故か魔族と戦ったり王位争いに介入したり日々のごはんを用意したり……。リーデルハイン家のペットで、魔族の友人で、亜神で、トマト様の下僕な猫さんのルークは今日も大忙し! 果たして(トマト様の布教のために)王都の平和を守れるのか!?
「モブ」に徹したいのに、なんでみんな僕に構うんだ!? 銀河大帝国ーー人類が生息可能な惑星のある宙域の7割を国土としている大国でジョン・ウーゾスは、傭兵を生業としていた。 「オタク」「モブ」を自認している彼は「分不相応・役者不足・身の程を弁える」をモットーにし、日々を穏やかに過ごそうとしていた。 ゆえに、イベントが起こりそうなフラグはいつでも全力回避! すると、いつも「なぜか」続々と自滅していく周囲の主人公キャラたち……! どんな依頼に際してもウーゾスは、変わらずモブを貫こうとするのだがーー。 「簡潔に申し上げます。私に乗り換えませんか?」 「私のチームにスタッフとして来てくれないか?」 モブに徹してきたことで培われた、迅速かつ的確な判断力と、些細なことに動じない精神力。 ある者からは畏怖を込め「土埃」と称される能鷹隠爪な彼を、虎視眈々と狙う者が現れはじめ……? 実は超有能なモブ傭兵による、無自覚爽快スペースファンタジー。 ここに開幕!
純血の魔族・アーデリアの暴走を食い止め、ネルク王国現国王リオレット様とのキューピット役もこなした転生猫のルークさん。これにて一件落着ーーと思っていたところで、本来の目的に踏み出す。そう、はるばる王都までやってきたのはトマト様の布教のためであった! トマト様の輸送用缶詰を探すルークだが、思わぬ障害で頭を抱えることに。ところが、ふと訪れた工房に元の世界でおなじみの「アレ」が眠っていて……!?