著者 : パウロ・コエーリョ
この国で一番の弓の名人である哲也は、現在、小さな村の普通の大工として生きていたが、ある日、遠い国から来た別の弓の名人から挑戦を受けた。哲也はこの挑戦を受けることによって、その弓の名人だけでなく、村の少年にも弓の真髄を教えるのであったー。
170以上の国で3億2000万部を記録した世界的ベストセラー『アルケミスト』を著した現代最高峰の作家が、日々を生きるなかで思索した85のメッセージ。
「生きることとは愛すること」。優しい夫と2人の子どもに恵まれ、ジャーナリストとして活躍するリンダ。誰もが羨む暮らしを送る一方で彼女は、理由のわからない孤独や不安に苛まれ、変化すること、変わらないでいることに恐怖を感じはじめていた。そんな折り再会したかつての恋人…。周囲を巻き込み、刺激と情熱に溺れ、すべてを失いかけたとき気づいた衝撃の真実。背徳の関係さえも、真実の愛を学ぶチャンスだったのだー。
「わたしの最大の罪は、男たちが動かしている世界にあって自由で自立した女だったということ」-。1917年10月15日、パリ。第一次大戦下のフランスで、謎に包まれた一人の女性、マタ・ハリが、二重スパイの罪で銃殺刑となった。彼女は本当にスパイだったのか。世界的ベストセラー作家が、多くの史料にあたりながら、その美貌と妖艶な踊りで多くの男たちを虜にした女性の、悲しくも激しい数奇な人生を描いた話題作。
神秘の扉を前に最後の試験に失敗し、奇跡の剣を手にできなかったパウロは、剣を見つけ出すため、スペイン北部を東西に横切る巡礼の道、「銀河の道」へ向かう。聖地サンチャゴを目指す長い旅路の途中、幾多の試練が降りかかり、オカルトや魔法に心を奪われていたパウロに、真のマスターへの道が示される。遠い旅の最後にパウロが行きついた真実とはー。著者の人生を一変させた体験をもとに描いた自伝的デビュー作。
『アルケミスト』の執筆後、パウロは師のマスターJに、ある詩ののろいを打ち破るために守護天使と話す、という課題を与えられた。手がかりに沿い砂漠の旅を始めたパウロと妻クリスは、守護天使に会う条件を知るヴァルキリーズと呼ばれる女性たちに出会い行動をともにすることに。しかし2人は守護天使に会うどころか、激しい嫉妬や自己疑念、恐怖と戦わねばならなくなる。名作『星の巡礼』続編の重要作。山川夫妻訳で登場!
優しく裕福な夫、二人の子ども、ジャーナリストとしての恵まれた仕事。幸福を絵に描いたような生活を送っていたリンダだったが、ある取材を機に人生を見つめ直し、自分が抱える深い悲しみに気づいてしまった。自分は日常生活に追われ、危険を冒すことを恐れ鈍感になっていた。結婚生活にも情熱は感じられない。感動も喜びも消え、この孤独感はだれにも理解してもらえないとリンダは絶望し始めていた。そんなとき、元彼と再会する。政治家として出世街道を歩みながらも同じような孤独を抱えたその男、ヤコブはリンダに問いかけた。「きみは幸せなのかい」と。その一言がきっかけで、リンダは刺激を求め危険な道に足を踏み入れるー。
羊飼いの少年は、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じてピラミッドへの旅を続ける。人生の知恵と勇気を描いた世界的ベストセラーの誕生25周年記念版。日本版特別メッセージ、特製サイン入り。
『アルケミスト』の執筆直後、パウロは師であるマスターJに課題を与えられた。それは「守護天使と話し“誰もが自分の愛するものを殺す”という詩ののろいを解く」というもの。パウロと妻クリスは40日間の砂漠の旅を始め、守護天使に会うための条件を知るヴァルキリーズと呼ばれる女性集団に出会った。パウロとクリスは彼女たちと旅を続ける中、嫉妬や自己疑念、激しい恐怖と戦わなければならなくなるー。
アイルランドの女子大生ブリーダの、英知を求めるスピリチュアルな旅が始まる。旅を導くのは、ふたりの師。恐怖を乗り越えることを教える男と、魔女になるための秘儀を伝授する女。ふたりから特別な力があると認められたブリーダだが、自分の道は自らの手で切り拓かねばならない。実世界との結びつきと、刻々と変容していく自分自身との狭間で、ブリーダの心は揺れるー。コエーリョ初期の感動作、待望の文庫化。
アイルランドの女子大生ブリーダの、英知を求めるスピリチュアルな“旅”とは。“旅”を導くのは、ふたりの師。恐怖を乗り越えることを教える男と、魔女になるための秘儀を伝授する女。ふたりから特別な“力”があると認められたブリーダだが、自分の道は自らの手で切り拓かねばならない。実世界との結びつきと、刻々と変容していく自分自身との狭間で、ブリーダの心は揺れるー。
ある日、著名な作家のもとを妻が去った。作家はその後も成功を重ね、新しい恋愛も始めたが、当惑は止まない。彼女は誘拐されたのか、それとも単に結婚生活に飽きたのか。答えを求め、作家は旅に出る。フランスからスペイン、クロアチア。数々の不思議な出会いに導かれ、ついには中央アジアの平原へ。風吹きすさぶその地で、作家が触れる愛の真実と運命の力とはー。コエーリョの半自伝的小説。
「むかし、あるところに、マーリアという名の売春婦がいた」。マーリアは、ブラジルの田舎町に育った美しい娘。恋愛に失望し、スイスの歓楽街で売春婦をして暮らしている。セックスによる陶酔など一度も味わうこともなく、日記帳だけに心を打ち明ける毎日。だが運命的な出会いが、マーリアに愛の苦しみと痛み、そして至上の喜びをもたらそうとしていたー。
「条件さえ整えば、地球上のすべての人間がよろこんで悪をなす」悪魔にとりつかれた旅人が、山あいの平和な田舎町ヴィスコスを訪れた。この恐るべき考えを試すために。町で最初に旅人と知り合いになったのは、ホテルのバーで働くプリン嬢。田舎町での平凡な毎日にすっかり退屈していた彼女こそ、旅人の計画にどうしても必要な人物だったー。魂の作家が世に問う衝撃作。
ベロニカは全てを手にしていた。若さと美しさ、素敵なボーイフレンドたち、堅実な仕事、そして愛情溢れる家族。でも彼女は幸せではなかった。何かが欠けていた。ある朝、ベロニカは死ぬことに決め、睡眠薬を大量に飲んだ。だが目覚めると、そこは精神病院の中だった。自殺未遂の後遺症で残り数日となった人生を、狂人たちと過ごすことになってしまったベロニカ。しかし、そんな彼女の中で何かが変わり、人生の秘密が姿を現そうとしていたー。全世界四五ヵ国、五〇〇万人以上が感動した大ベストセラー。
「条件さえ整えば、地球上のすべての人間がよろこんで悪をなす」悪霊に取り憑かれた旅人が、山間の平和な田舎町ヴィスコスを訪れた。この恐るべき考えを試そうと。町で最初に旅人と知り合いになったのは、ホテルのバーで働くプリン嬢。田舎町の毎日にすっかり退屈していた彼女こそ、旅人の計画にどうしても必要な人物だったー。
羊飼いの少年サンチャゴは、アンダルシアの平原からエジプトのピラミッドに向けて旅に出た。そこに、彼を待つ宝物が隠されているという夢を信じてー。「何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる」少年は錬金術師の導きと、さまざまな出会いと別れのなかで、人生の知恵を学んでいく。世界中の人々の人生に大きな影響を与えてきた夢と勇気の物語。