著者 : フェルナンド・イワサキ
悪しき愛の書悪しき愛の書
9歳での初恋から23歳での命がけの恋までーー彼の人生を通り過ぎて行った、10人の乙女たち。 バルガス・リョサが高く評価する“ペルーの鬼才”による、振られ男の悲喜劇。ダンテ、セルバンテス、スタンダール、プルースト、ボルヘス、トルストイ、パステルナーク、ナボコフなどの名作を巧みに取り込んだ、日系小説家によるユーモア満載の傑作長篇! いつもほかの男と去っていった僕の愛しき戦友たちーーもしくはスペイン版第三版・メキシコ版初版への序文 絵空事への弁明ーーもしくはスペイン版第二版・ペルー版初版への序文 プロローグーースペイン語版初版への序文 第一章 カルメン 第二章 タイス 第三章 カロリーナ 第四章 アリシア 第五章 カミーユ 第六章 アレハンドラ 第七章 アナ・ルシア 第八章 レベカ 第九章 ニノチカ 第十章 イツェル エピローグ 解説 リカルド・ゴンサレス・ビヒル
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