著者 : ヘレン・ハート
薔薇に捧げる愛の旋律薔薇に捧げる愛の旋律
ワルツの作曲を通して、心の奥底で結ばれていく伯爵家の次女ローズと作曲家のキャメロン。しかし身分違いのふたりゆえに、彼はローズを遠ざけるような言葉ばかりを口にする。やがて、ローズに結婚を申し込もうとしている貴族のゼイヴィアがキャメロンに、「ローズに捧げる曲を作曲してほしい」と依頼する。キャメロンは胸が引き裂かれる想いで引き受けるが・・・・。
誘惑の言葉はフェルメール誘惑の言葉はフェルメール
ライブルック公爵低に招かれた伯爵家のきょうだい。絵を描くことが好きな長女リリーは、屋敷に所蔵されている名画を見たいと廷内をさまよっていたところ、物陰で突然抱き寄せられ、キスされた。放蕩者のライブルック公爵が、密会の相手と間違えたのだ。驚き逃げ出したリリーだが、公爵は純真な彼女に魅了される。そして翌日、自分の部屋にあるフェルメールの絵を見にこないかと誘い……
PREV1NEXT