小説むすび | 著者 : ベラ・メイソン

著者 : ベラ・メイソン

伯爵に選ばれた醜いあひるの子伯爵に選ばれた醜いあひるの子

どうかお願い。魔法が解けるまで、 あと一夜だけ伯爵の恋人でいさせて。 エマは家族の中の、いわゆる“醜いあひるの子”だった。 姉にも妹にもやさしい父は、彼女にだけつらく当たる。 だが、次期伯爵のアレックスが舞踏会で見初めたのはエマだった。 美しい姉の目の前で選ばれ、彼女は驚きを抑えられなかった。 アレックスから所有する豪勢なアパートメントへ誘われ、 二人でめくるめく一夜を過ごす間、エマは夢の中にいる気分だった。 翌朝、携帯電話に〈何をしているの?〉〈家に顔を出しなさい〉 〈パパはかんかんよ〉と家族からメールがしつこく届くまでは。 アレックスとの関係に永遠なんてないのは承知している。 でも、私にはつかの間の恋をすることさえ許されないの? B・メイソンの初邦訳作品をご紹介します! 伯爵ヒーローのおかげで、自分にも価値があることに気づいたヒロイン。しかし彼との関係はつかの間にすぎず、愛を求めてはいけないのはわかっていて……。あなたも英国貴族と甘く切ない時間を過ごしてみませんか?

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