著者 : ペペロン
『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。 ガルブレイス領での生活に馴染み、魔物討伐にも共に参加するなど周囲にも馴染むメルフィだが、 婚約者アリスティードの元に、ラグラドラゴンの緊急討伐要請が届く。 要請に応えるべく、王都へと移動し討伐に向かったアリスティードが出会ったのは 不自然な挙動のドラゴンだった! 王都の屋敷で留守を預かるメルフィエラだが、 そこへ意外な来客がありーー! メルフィエラの、そしてマーシャルレイドの謎が少しずつ明かされる第4巻!
開戦の火蓋が切られた"聖戦" 魔導皇国は王国の策により劣勢を強いられていた。 そこで戦線を押し上げるためアリシアと魔王・アルベルトが出陣する。 しかし、戦場を駆けるアリシアの前に、突如として現れた敵将のイルミナ。その思惑とは!? ーーあはっ、ここで会ったが百年目。ここで引導を渡してあげるわ
『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。 ガルブレイス領での生活にも馴染んできたメルフィエラが、ついに魔物討伐にも参加することに! その理由はーー母と食べた想い出のある百足蟹(ルビ:ひゃくそくがに)の討伐が行われると知ったから。 一方、ガルブレイス領の根幹を為す、各地域の砦長(ルビ:とりでちょう)たちは主の婚約者に興味津々。 母との想い出の味をロジェとともに味わいたいーーそして獲れたてを、釜茹でに……! コミックも大人気、異食の魔物食ファンタジー、第3弾!
聖女として王国を守ってきたアリシアは、 ある日、婚約者である王子と浮気相手に嵌められ、 冤罪で投獄され、公開処刑されてしまう。 人々の悪意に絶望したアリシアは最後に願うーーこんな国、滅んでしまえば良い、と。 しかし、処刑されたはずのアリシアは、戦争状態にあった魔王によって生き返らされる。 しかもその身には、聖女の力に加えて闇属性魔法まで宿していた。 ──あはっ、これで王国軍を皆殺しにできる これは処刑台から蘇った聖女が、魔王と手を組んで王国を滅ぼさんとする復讐譚である。
『狂血公爵』アリスティード・ロジェ・ド・ガルブレイスの求婚を受けた『悪食令嬢』メルフィエラ・マーシャルレイド。 正式に婚約者となった二人は、ガルブレイス公爵領へと空の旅ーー道中で魔鳥の大群に襲われたりはしたがーーを楽しみながらガルブレイス領の中心都市ミッドレーグへと到着する。 そこでメルフィエラを待っていたのは、魔物と戦う最前線の人々にふさわしい荒々しくも温かい歓迎だった。 なれない場所でも奮闘するメルフィだが、魔鳥に襲われていた『天狼』の赤ん坊をアリスティードが保護したことから大騒動が巻き起こりーー! 異食の魔物食ファンタジー、第2巻!
伯爵令嬢メルフィエラには、異名があった。 毒ともなり得る魔獣を食べようと研究する変人ーー悪食令嬢。 遊宴会に参加するも、突如乱入してきた魔獣に襲われるメルフィエラを助けたのは 魔獣の血を浴びながら不敵に笑うガルブレイス公爵ーー人呼んで、狂血公爵。 血にまみれた姿を意に介さないどころか 魔獣の血は身体に悪いと自らを案じるメルフィエラに興味を持ち、公爵は尋ねる。 「魔獣に詳しいのか?」 「私は魔獣というよりは、食物に興味があるのです」 「食物、だと? お前にはこの魔獣が食物に見えるというのか」 「はい、もちろんです。食べるからには美味しくいただきたいですから!」 「なるほど、悪食令嬢とは言いえて妙だが、やはり噂は当てにならぬものだ」 メルフィエラの趣味に興味を持ったガルブレイス公爵は思わぬことを言い出してーー! 異食の魔物食ファンタジー、開幕!