著者 : ボブ・ジャッド
F1-死への疾走(上)F1-死への疾走(上)
鈴鹿サーキット。ナガミチのカーブを出たところで、ミシェルのマシンがクラッシュした。スープのようにぐちゃぐちゃにつぶされたミシェルが運び去られた時、元レーサーで解説者のぼくは、友の死が仕組まれたものだと確信した。それからもぼくたちの周辺には奇怪な妨害と死がー。世界のグランプリを背景に描く、愛と勇気の恐怖の世界。
F1-死への疾走(下)F1-死への疾走(下)
時速180マイルでコースを駆け抜ける、何百万ドルもするレーシング・マシン。そしてそれを駆って走らせる億万長者たち。そしてその背後には世界有数の企業が何十億ドルという金をうならせて控えている。そこには当然、どす黒い野望がー。死と隣り合わせのきらびやかな世界の裏面を抉る傑作推理。
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