著者 : ポール・ケンプレコス
ロマノフの幻を追え(上巻)ロマノフの幻を追え(上巻)
1918年、「オデッサの星」は革命直後のロシアから出航した。極秘の荷物と乗客を載せてー。一方、現代の合衆国では、メイン州を原因不明の津波が襲う。さらにエーゲ海では、米海軍の小型潜水艦が何者かに乗っ取られ、旧ソ連の潜水艦基地へと運ばれた。すべてをつなぐ線上に浮かんだのは、帝政復活を目論む富豪ラゾフ。オースチンはかつての仇敵ペトロフと組んで、真相を探り始める。
ロマノフの幻を追え(下巻)ロマノフの幻を追え(下巻)
ラゾフの狙いは、世界の海底に眠るメタン・ハイドレートと判明した。この未来の代替燃料を独占し、世界を一挙に支配下に置こうという野望。合衆国東海岸におけるメタン・ハイドレートの鉱床を突き止めたオースチンらは、その位置関係に慄然とする。かくしてNUMAの精鋭はペトロフの部隊と協力し、ラゾフの本拠へと向かった…。好評シリーズ第3弾は息詰まる結末になだれこむ。
コロンブスの呪縛を解け(上巻)コロンブスの呪縛を解け(上巻)
ナンタケットの冷たい海底に沈む豪華客船、アンドレア・ドリア号の残骸。だが、そこにコロンブス以前の貴重な財宝が眠っていることを知る者は少ない…。NUMA特別出動班のカート・オースチンは、モロッコの沖合いで作業中に、何者かに襲撃されていた美貌の考古学者ニーナ・キーロフを救う。ニーナが探り当てていた人頭石像の秘密とは?NUMAの精鋭総登場の新シリーズ発進。
コロンブスの呪縛を解け(下巻)コロンブスの呪縛を解け(下巻)
海中の財宝を独占しようと企む大実業家ハルコンの真の狙いとは何か?その背景には、15世紀に端を発し、300年以上も休眠状態にあったスペインの秘密結社の存在が隠されていた。その理念を継ぎ、合衆国南西部からメキシコにかけて一大新国家を設立、君臨しようという野望。その阻止に動くNUMAの面々に、驚くべき新事実がもたらされる。鍵を握るのはアンドレア・ドリア号だー。
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