著者 : ポール・ホフマン
天使の羽ばたき天使の羽ばたき
サンクチュアリに戻る前、ボスコはケイルを、聖地“虎の山”に誘う。そこでボスコは自らの秘めたる信仰と計画を告白するー神は人間を作った。しかしそれは恐ろしい失敗作だった。もう一度やり直すためには、すべての人間を根絶やしにしなければならない。その使命を担わされたのが「人の形をした神の怒り」であるケイル、お前なのだー“神の意志”は実現するのか?大破局に向かって大きく展開する三部作最終巻!!
悪魔の右手悪魔の右手
嘘と偽り、裏切りと対立、計略と知謀…暗黒の世界で繰り広げられる少年たちの冒険物語。主人公トマス・ケイルを翻弄する運命が明かされてゆく!相次ぐドンデン返しの末の、予想だにしなかった驚愕の展開!三部作第一巻『神の左手』を読んでおらずとも楽しめる構成!いくつもの謎が渦巻く中、物語は破天荒なエンディングに向かって一気に加速する!この壮大な世界の秘密は最後に明らかになるのか?そしてケイルの愛と憎しみの行方は…。
神の左手神の左手
あたり一面不毛の荒野にそびえる超巨大な建物ー「サンクチュアリ(聖域)」。縦横無尽に迷路が走るこの場所は、その名に反して監獄とも修道院ともつかない恐怖の迷宮。自らを救世主と呼ぶ謎の集団が支配するここには、10歳にも満たない男の子たちが次から次へと連れてこられる。食事は最悪、規則を破れば死にも至る刑罰、友人は禁止、知識を求めるなどもってのほか。10年にも及ぶ訓練を経て、彼らはいずこへか送り出される。そしてその目的は誰も知らない…。嘘と裏切りと抑圧に満ちたこの世界で、他人には決して心を開かない14歳のケイルは、殺人がらみのいまわしい事件に巻き込まれ、仲間二人との脱出を余儀なくされる。その逃亡をきっかけに一気に加速する物語!神は彼らにいったい何をさせたいのか。
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