著者 : ライマン・フランク・ボーム
だれもが知っているサンタクロースには、だれも知らない物語がありました。それを知るには、妖精たちが住む不思議な森のことからお話しなければなりません…… 『オズの魔法使い』の作家ボームによる驚きの物語が、詩人・田村隆一の翻訳と、和田誠のイラストレーションで復活。 あのサンタクロースにも、少年時代があったことを知っていましたか? 赤ん坊のときに、森の妖精に拾われて育てられた少年は、どんなふうにしておもちゃを作り、世界中の子供たちに配るようになったのでしょう。どうして靴下をつるすようになったのでしょう。なぜトナカイのそりがつかわれるようになったのでしょう。そして、どうしてサンタクロースは、いまもおもちゃを配ってくれるのでしょう…… 『オズの魔法使い』の作者ライマン・フランク・ボームが、サンタクロースの人生と冒険を語ります。
「世界で最も愛されているおとぎ話」がオリジナルのイラストとともに新訳で読みやすく。著者ボームの生涯から「オズ」の深読みまで、詳細な注釈によって大人から子どもまで楽しめる永久保存版の登場!
「世界で最も愛されているおとぎ話」がオリジナルのイラストとともに新訳で読みやすく。著者ボームの生涯から「オズ」の深読みまで、詳細な注釈によって大人から子どもまで楽しめる永久保存版の登場!
不死の妖精たちが暮らすバージーの森に、ある日突然赤ん坊が迷いこんだ! クロースと名付けられたその子どもはすくすくと成長するが、人間たちの厳しい暮らしぶりを見て森を出ることを決意。子どもたちに夢を与えるため、玩具作りを始めたクロースだが、世界には人間に嫌がらせをする怪物が跋扈していて……。『オズの魔法使い』の作者が子どもたちのために書いたクリスマス・プレゼント。
ドロシーは大竜巻にあい、犬のトトと一緒にオズの国へ。脳みそがほしいかかし、心臓がほしいきこり、勇気がほしいライオンとともに旅する彼女はカンザスに帰ることはできるのか? 不朽の冒険ファンタジー!
平らな山の上にあるフラットヘッド族の国と、湖のなかの島にあるスキーザー族の国。この二つの国の争いをおさめに、オズマ姫とドロシーは出発した。ところが、スキーザーの国の高慢ちきな女王につかまって、二人は湖の底に閉じこめられてしまった。それを知った〈よい魔女〉グリンダは、オズの魔法使い、かかしたちといっしょに助けにいくが…。オールスター・キャストで贈る、ファンタジイの名作オズ・シリーズ完結篇。
大変な事件が起きた!オズマ姫が突然いなくなってしまったのだ。そればかりではない。オズマ姫の〈魔法の絵〉、よい魔女グリンダの〈魔法の本〉、それにオズの魔法使いの魔法の道具も消えてしまった。オズの国は大騒ぎになったが、とにかく愛するオズマ姫をさがし出そうと、ドロシー、ベッツイ、トロット、そしてオズの魔法使いやつぎはぎ娘たちが捜索の旅に出た。ところが同じ頃、クッキー作りの名人ケーキが大切にしていた洗い桶がなくなり、彼女とカエルマンがさがしに出かけていた。いったい何が起きたのか?謎と冒険のシリーズ第12弾。