著者 : ランボー
特別な友情特別な友情
ラベンダーの香り立ちこめる寄宿舎の暗がりで、栗色の髪の高貴な僕と美しい君は、神の目を盗んで今夜結ばれる。ランボー、コクトー、ジッド…。憧れの人との初恋が幼い心弾ませるブロマンスから、固く組み敷かれた受難の小羊が、甘い罰に呻くハードコアまで。輝かしいフランス文学の一隅に息づく、美少年たちの「友情以上の熱い関係」の物語を耽美な新訳で味わう、あなたを満たす12篇。
地獄の季節地獄の季節
19世紀半ば、普仏戦争直後のパリ。 詩人を目指してやってきたランボーは、弟子入りしたヴェルレーヌとの禁断の恋に、いつしか身を焦がしていく。 しかし家庭を捨てきれないヴェルレーヌとのすれ違いは次第に埋めがたいものとなり、 ランボーはついにヴェルレーヌとの、そして詩との別れに直面する……。 彗星のごとく駆け抜けた若き天才の非凡な自伝にして、文学史上に燦然と輝く傑作詩集。
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