著者 : リアーン・モリアーティ
死後開封のこと<上>死後開封のこと<上>
夫の字で「死後開封のこと」と書かれた封筒。その手紙を見つけたときから、セシリアの家庭に暗雲がたれこめ始める。そのころテスも、夫と従妹が愛し合っているとの告白に動顛していた。テスは息子を連れ実家へ帰るが、そこで出会ったのは殺された娘を忘れられない老婦人レイチェルだった。開けてはいけない「パンドラの箱」を開けてしまった女性たちを描くトリッキイなミステリ。
死後開封のこと<下>死後開封のこと<下>
夫の秘密を知ってしまったセシリアは、普段どおりの生活を続けようと苦闘する。一方故郷へと帰ってきたテスは、夫や子供には言えない秘密を持つことになってしまった。そして老婦人レイチェルは、ついに最愛の娘の殺人犯と思われる男を示す新しい証拠を手に入れるが…。秘密を胸に、懸命に生きようとする三人の女をあざ笑うかのように、運命は衝撃の事件へと彼女たちを導く!
ささやかで大きな嘘(上)ささやかで大きな嘘(上)
最初は子供同士のトラブルだった。海辺の公立幼稚園、園のパーティで聞こえるのは罵声と保護者の乱闘の音。そして一人が死亡した。事故か?殺人か?事の起こりは六カ月前、シングルマザーのジェーンの息子にいじめの嫌疑がかかった。本人は否定するが、保護者同士は険悪に。ジェーンは二人の友人と事態に立ち向かう。31カ国で翻訳、英米で150万部突破の傑作ミステリ登場。
ささやかで大きな嘘(下)ささやかで大きな嘘(下)
資金集めのための保護者懇親会は目前というのに、ジェーンの息子のいじめ疑惑は一向に晴れない。一方、友人マデリーンは、別れた夫とその妻の子が娘と同じ幼稚園に通っているストレスで爆発寸前。もう一人の友人、優雅な生活を送っているように見えるセレストは、夫の暴力に苦しんでいた。それぞれ表に出せない秘密を抱えた保護者たちの感情が懇親会で暴走、そして事件が…
PREV1NEXT