著者 : リチャード・バック
「飛ぶ歓び」「生きる歓び」を追い求め、自分の限界を突破しようとした、かもめのジョナサン。群れから追放された彼は、精神世界の重要さに気づき、見出した真実を仲間に伝える。しかし、ジョナサンが姿を消した後、残された弟子のかもめたちは、彼の神格化を始め、教えは形骸化していく…。新たに加えられた奇跡の最終章。帰ってきた伝説のかもめが自由への扉を開き、あなたを変える!
1970年に発表されてから、しばらくはまるで反響がなかったが、数年後から爆発的に読まれ始めた伝説の作品『かもめのジョナサン』。飛ぶことの歓びを追求したために、仲間から追放された一羽のカモメが、やがて…というこの物語は、全世界で4000万部以上、日本でも260万部を超える大ベストセラーとなった。長い歳月ののち、著者R・バックが自家用飛行機の事故で九死に一生を得たことをきっかけに、新たな最終章が加えられ、「完成版」が刊行された。そのPart Fourは驚愕の内容を持つが、断固として未来を語り、“自由を求めよ!”と我々を深く励ます。
フェレットたちが愛と理想のために奮闘する、かわいくて心温まる物語がはじまりました。ベサニーはレスキュー隊の船長。難破寸前の船から動物たちを助け出すのが役目です。取材のため乗船したライターのクロエとの間に友情が芽生えますが、やがて彼らを危機が襲いー。『かもめのジョナサン』の作者による、心に元気をくれる寓話シリーズ、第一作。
勇敢な女性パイロット、ストーミィの仕事は、町から町へと物資を運ぶこと。ある晩、彼女の飛行機は激しい嵐に巻き込まれてしまいます。それは、ストーミィを運命の相手に引き合わせるための、フェアリーたちの企みで…。いつだって、誰もが誰かに見守られているーぬくもりを忘れかけた人に捧げる、優しい愛のバイブル。シリーズ第二作。
ベサニーは、フェレット海難救助隊の女性キャプテン。オウムやシープドッグやネズミ捕りの猫など、船をねぐらとする小さな生き物たちを、難破寸前の船から救出すべく懸命に働いています。なぜって、人間は彼らを捨て置いて、自分たちだけいち早く安全な場所へ逃げてしまうから。あなたには聞こえますか?荒れ狂う大海原で、小さな動物たちが、命の尊厳を高らかに謳いあげる声が。
ストーミィは、貨物機の女性操縦士。北米大陸のあちこちに住むフェレットたちに物資を届けるため、いつでもどこでも飛んでいきます。ある夜、激しい嵐に巻き込まれた彼女は、墜落寸前の機体をなんとか立て直し、緊急着陸。一息ついた空港のカフェテリアで出会ったパイロットの彼に、運命の糸を感じて恋に落ち…。この物語を読めば、あなたも独りぼっちじゃないことがわかります。