著者 : ロバート・ラドラム
メービウスの環(上巻)メービウスの環(上巻)
元国務省特殊部隊員ジャンソンは見知らぬ女性から、命の恩人であるピーター・ノバックの救出を懇請される。ノバックはインド洋に浮かぶアヌラ共和国でイスラム過激派に捕らえられ、死刑を宣告された平和活動家である。ジャンソンはかつての部下を召集し急遽、アヌラへと飛んだ。一方、ワシントンでは5人の政府高官が“メービウス計画”を検討していた。巨匠の遺作、ついに登場。
メービウスの環(下巻)メービウスの環(下巻)
ジャンソンらによる救出作戦は成功間際で悪夢と化した。その後ジャンソンは再三にわたって、命を狙われる。誰に、そしてなぜ狙われているのかー彼はただ逃げ惑う。そんな折、彼はジェシカというスナイパーと接触。ノバックに関する驚くべき事実を知らされる。そして、“メービウス計画”に参加したメンバーは立て続けに謎の死を遂げていた。世界規模の陰謀が静かに動き始めていた。
狂信者(上巻)狂信者(上巻)
孤独で美貌の天才テロリスト、バハラットが憎しみに目覚めたのは、目の前で両親が惨殺された時だった。以来彼女は、三つの顔を持つ暗殺者として、闇の組織「スコルピオ」の全面的支持を受け、“すべての権力者に死を”を目標に活動してきた。彼女は、妻を諜報活動の犠牲にし、海軍情報部を退職した傷心のホーソンに出会って、恋に落ちた。彼女の真実を知らぬ彼もまた…。
狂信者(下巻)狂信者(下巻)
暗殺者と追手というおたがいの正体に気付いてもなお、二人の愛は消えなかった。テロリストたちの動きは活発になり、犠牲者が増えてゆく。ホーソンたちは各国情報部と協力して、必死に闇の組織を追う。バハラットは伯爵夫人になりすまして、社交界に入り込み、彼女の完璧な復讐計画はいよいよよ最終段階に入った。二人の対決は間近だ。帝王ラドラムの世界がたっぷり楽しめる力作。
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