著者 : ヴェンセスラウ・デ・モラエス
おヨネとコハル 増補改訂版おヨネとコハル 増補改訂版
ポルトガルの作家で領事でもあったモラエスが愛したふたりの日本人女性への追慕の情を通して描く大正期のニッポン……徳島の人々との暮らしのなかで感じたこと、考えたことを見事に文学に結晶した傑作の増補改訂版 コハル おヨネだろうか…コハルだろうか… 正午の号砲(またもやコハル) 祭日のごちそう 日本の三人心中 日本の異国情調 潮音寺の墓地のごみため 着物? それともお金?-着物 久松は家にいません 無 臭 半分のバナナ ある散歩での感想 風景を最後にひと目 夢をみて 敦盛の墓 笑ったり泣いたり 私の追慕の園で ある日本の諺 訳者解説 「おヨネとコハル」について ヴェンセスラウ・デ・モラエスについて 増補・「おヨネとコハル」の新しい読み方
ポルトガルの友へポルトガルの友へ
31年間日本に住み、徳島の地に果てたポルトガルの文豪が三人の友人(ロドリゲス、アルブケルケ、カンポス)と交わした私信の本邦初訳。モラエスが神戸領事に就任した経緯、マカオに残した妻子のこと、徳島隠棲の理由など赤裸々に綴る。
モラエスの絵葉書書簡モラエスの絵葉書書簡
「おヨネとコハル」「徳島の盆踊り」などで知られるポルトガル人作家モラエスが1910年(明治43年)から1928年(昭和3年)まで、本国にいる妹フランシスカへ書き送った書簡。当時日本で大流行した絵葉書付。(カラー多数)
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