著者 : 一花夜
1行で死ぬ脇役に転生したけどーー前世の知識と不思議な力で周りの人達み〜んなを幸せにします! 前世で大好きだった恋愛小説の本編開始前の世界に転生したことに気付いたリリーベル。 喜んだのも束の間、小説内の彼女は王女なのに影が薄く、しかも3年後に死ぬモブキャラだった!? 最期の描写はたった一行だけで、死の原因はもちろん自身がいま王宮の離れで放置されている理由すら分からないことに愕然とするが……。 前世では病院生活で何もできなかった後悔から、今世はなんとしても生き延びて幸せになりたいと決心! 破滅フラグになりそうなものを徹底的に回避するため、前世の知識と偶然手に入れた未来予知の力を使って奔走し始める!! その第一歩としてこれから発生する感染症の流行を阻止しようと、政務を取り仕切る優秀な第一王子ルークへ薬学の勉強をしたいと申し出ることに。 あっさり拒否されてしまうが、諦めずに独学で頑張るリリーベルの様子を見た悪役令息(予定)のキースがなぜか急接近!! 原作小説にないリリーベルの行動は、いつの間にか物語に大きな影響を与えていたようでーー!?
魔石管理局で働く伯爵令嬢アリシアは、いつもダサい三つ編みに眼鏡で、陰で地味メガネとかお局様とか呼ばれている。アリシアの密かな楽しみは、ティー様という殿方とのお互い正体を隠しての文通くらいだ。過去にこっぴどく婚約破棄をされたことがあり、結婚など諦めていたが、妹を心配する兄に超絶美形の皇帝陛下の妃を探す舞踏会に無理やり連れてこられた。ところがその舞踏会で、陛下がまさかの宣言をする!「私は文通相手を我が正妃、皇后にしたいと考えている。リア、私はティーだ」文通相手のティー様が皇帝陛下? しかも私を皇后に? 無理無理無理。ところが、何の因果か陛下のお相手探しを手伝うことにーー。舞踏会の真ん中で愛を叫ぶ皇帝陛下と、彼に正体を知られたくない地味令嬢の両想いすれ違いラブ!
「彼女こそ、私の運命の人だ! 私は絶対に彼女と結婚する!」侯爵令息レスターに、舞踏会で突然宣言された伯爵令嬢ソフィア。彼は顔よし身分よしのスーパーエリート。一方ソフィアは、恋愛には興味0で領地経営に邁進する地味令嬢。……いや、私たち今日が初対面ですよね? どういうこと!? 何かの間違いですぐに撤回されると思いきや、なぜか侯爵家はノリノリで、そのまま縁談が進むことに。戸惑うソフィアに熱い視線を向け、レスターは驚くべき告白をする。「私はーー私は、頭が悪い」え、今なんとおっしゃいましたか? 有能令嬢とちょっぴりポンコツな侯爵令息、こんな出会い方をするはずじゃなかった2人のハートウォーミングな恋物語。
愛人と結婚したいからと、一方的に婚姻破棄を言い渡された侯爵夫人・マーシェル。 侯爵家当主のクリスは、それまで妻であるマーシャルに支えてもらった恩も忘れて彼女を屋敷から追放してしまった。 ーーしかし、その直後から崩壊し始める侯爵家。 クリスは知らなかった。 侯爵家の内政は、全てマーシェルのおかげで上手く回っていたことを。 彼女を失った今、侯爵家には何の力も残っていないことをーー。 これは、彼女を失った者が後悔と自責の念に苦しむ中、 追放されたマーシェルが真の幸せと愛を手に入れるまでの物語。
王太子に婚約破棄された令嬢マリアベルは「運命の愛」で隣国の皇太子レナートと結ばれる。輝かしい未来に希望を抱くマリアベルの前に、「自称・殿下の婚約者」の公爵令嬢クラウディアの陰謀が立ちはだかる! しかもその背後には共和国の陰謀がありーー!? 「小説家になろう」6600万PV超の大人気作、待望の第4巻!
王都に住む子爵令嬢・クラリスは、「ファーレンハイトの宝石」とも称される美しい姉と常に比較され、家族に虐げられ、目立たないよう陰で生きてきた。 クラリスが十九の歳、「人食い辺境伯」と呼ばれるジークフリート・グーテンベルグの戦果の褒賞として姉の身代わりで嫁ぐことになる。 ところが辺境伯ジーンは、無口で無表情ながらもクラリスを思いやる、包容力に溢れた魅力的な人物だった。 しかし「身代わり花嫁」であることに負い目を感じるクラリスは、なかなかジーンへ心を預けられないでいた。 そんな折、王都より姉の結婚の知らせが届き、ジーンと王都に向かうことになるのだが……。 実はクラリスの生家には重大な秘密があり、さらに、ジーンとの婚姻のいきさつも知っている事実とは違っていて!? 不遇の令嬢が辺境の地で最愛の人と幸せになる王道ラブファンタジー!
結婚式当日のループも抜け出し、イケメン公爵の旦那様と心を通わせて幸せになったカトレア。ところが、前回の事件を解明するために奮闘していた旦那様が、陰謀に巻き込まれて亡くなってしまう。 そこにやってきたのは『カトレアの息子』を自称する旦那様似のイケメン。未来からきたという彼と共に、カトレアは旦那様の死の歴史を塗り替えるため、再びループに挑むことに…!?