小説むすび | 著者 : 三津田信三

著者 : 三津田信三

幽女の如き怨むもの幽女の如き怨むもの

出版社

講談社

発売日

2015年6月13日 発売

十三歳で遊女となるべく売られた少女。緋桜と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は幽女の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した刀城言耶シリーズ第六長編、文庫降臨。 戦前から戦後に跨る遊廓の謎。刀城言耶第六長編。 身を売られ花魁となった少女の壮絶な日記。得体の知れぬ幽女が彷徨う遊郭で連続する怪死。三つの時代を越えて描かれる妖しくも哀しき廓町。ミステリランキングで話題騒然となった刀城言耶シリーズ最新長編! 解説 皆川博子 装画 村田 修 闇溢れ出す遊郭。其処は涙と血と悲鳴の最早冥界。 十三歳で遊女となるべく売られた少女。緋桜と名付けられ、身を置いた世界は苦痛悲哀余りある生き地獄だった。戦前、戦中、戦後、三つの時代の謎の身投げの真相は幽女の仕業か、何者かの為せる業か。謎と怪異に満ちる地方の遊郭を舞台に、ミステリランキングを席巻した刀城言耶シリーズ第六長編、文庫降臨。 はじめに 第一部 花魁──初代緋桜の日記 第二部 女将──半藤優子の語り 第三部 作家──佐古荘介の原稿 第四部 探偵──刀城言耶の解釈 追 記

水魑の如き沈むもの水魑の如き沈むもの

出版社

講談社

発売日

2013年5月15日 発売

水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と……奈良の山奥、波美地方の水魑様を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。 水神を祀る四つの村。奇怪な雨乞いの儀式。湖上の密室殺人。神男たちは次々と…… 戦争からそう遠くない昭和の時代。刀城言耶、水魑様の謎に挑む。奈良の山奥、波美地方の水魑様を祀る四つの村で、数年ぶりに風変わりな雨乞いの儀式が行われる。儀式の日、この地を訪れていた刀城言耶の眼前で起こる不可能犯罪。今、神男連続殺人の幕が切って落とされた。ホラーとミステリの見事な融合。シリーズ集大成と言える第10回本格ミステリ大賞に輝く第五長編。 絵図 はじめに 第一章 阿武隈川烏、水魑様を語る 第二章 祖父江偲、一つ目蔵を恐れる 第三章 記憶 第四章 帰郷 第五章 刀城言耶、波美の地を訪ねる 第六章 牢獄 第七章 秘密 第八章 鬼女 第九章 水使龍璽、怒髪天を衝く 第十章 神男、水魑様の儀に死す 第十一章 沈深湖、密室と化す 第十二章 一つ目蔵、正体を現す 第十三章 代替 第十四章 水魑様の花嫁、姿を消す 第十五章 神男連続殺人、遂に起こる 第十六章 囚人蔵、人質を呑む 第十七章 幽閉 第十八章 神男連続殺人、更に発生す 第十九章 刀城言耶、事件の解釈を試みる 第二十章 水魑様、全てを喰らう 終 章

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