著者 : 今村昌弘
シリーズ累計130万部突破! 読書メーター読みたい本ランキング第1位 集計期間:2024年4月13日〜5月13日(単行本/月間) 探偵というものは、なかなかに難しい。 『屍人荘の殺人』以前ーー 神紅大学ミステリ愛好会・明智恭介が遭遇した事件。 神紅大学ミステリ愛好会会長・明智恭介。小説に登場する探偵に憧れ、事件を求めて名刺を配り歩く彼は、はたしてミステリ小説のような謎に出合えるのかーー大学のサークル棟で起きた不可解な盗難騒ぎ、商店街で噂される日常の謎、夏休み直前に起きた試験問題漏洩事件など、書き下ろしを含む全五編を収録。『屍人荘の殺人』以前、助手であり唯一の会員・葉村譲とともに挑んだ知られざる事件を描く、待望の〈明智恭介〉シリーズ第一短編集! ■目次 「最初でも最後でもない事件」 「とある日常の謎について」 「泥酔肌着引き裂き事件」 「宗教学試験問題漏洩事件」 「手紙ばら撒きハイツ事件」
【受賞作決定!】 第33回鮎川哲也賞 選評 辻 真先・東川篤哉・麻耶雄嵩 第1回創元ミステリ短編賞 選評 大倉崇裕・辻堂ゆめ・米澤穂信 【第1回創元ミステリ短編賞受賞作】 嘘つきたちへ 小倉千明 ●小学校卒業以来、久方ぶりに東京で再会した三人。自然とあの日、あの事件を思い出す…… 朝からブルマンの男 水見はがね ●喫茶店で週三回、一杯二千円のコーヒーを注文する奇妙な客。彼の目的とは一体何か? 【新連載】 粒と棘 第1話 幽霊とダイヤモンド 新野剛志 ●元飛行士の担ぎ屋を尋ねて闇市には怪しい男の姿が。終戦から間もない東京を活写する連作 【小説】 泥酔肌着切り裂き事件 今村昌弘 ●明智恭介からの電話着信は、厄介な事件が持ち込まれる前兆だ。ただ今朝はいつもと様子が違って…… 明治殺人法廷 第6回 芦辺 拓 ●一家大量殺人の容疑者の弁護に立つ決意を固めた迫丸。かくして法廷の扉が開くーー きみのかたち 第9回 坂木 司 ●シュンの自宅であるマンションを訪れた大地とイリコ。だが、小学生にとっては問題は山積みで…… 名探偵の有害性 第3回 桜庭一樹 ●第三の事件で絶体絶命の危機に陥った名探偵。三十年後の今、その場面を私たちはテレビで見ているーー 記憶の対位法 第6回 高田大介 ●紙片の謎を調べる一方、新聞記者としても飛び回るジャンゴ。そして友人の身に思わぬ事件が…… 神の目 フランシス・ハーディング 児玉敦子 訳 ●ロンドン上空の気球から画家が不審な落下死を遂げた。容疑をかけられたメイドを助けようと下働きの少年は調査をはじめる 【コミック】 第3回 レーザービーム・ステッチ 熊倉 献 ●「パーカーの袖を、4本にして欲しいの」奇妙な頼みごとに想像は膨らんで…… 【特別企画】 日本推理作家協会賞2023年 翻訳小説部門賞 受賞記念翻訳者インタビュー 【ESSAY】 私の小さな地図帖 その三 子供たちの旅 山崎佳代子 装幀の森 第8回 柳川貴代 翻訳のはなし 第11回 『失われたものたちの本』 田内志文 ホームズ書録 パリの実録であるかのようなホームズ翻訳 北原尚彦 【COLUMN】 みすてりあーな・のーと その1 フィルポッツとクリスティ 戸川安宣 ひみつのおやつ*芋けんぴ 市川哲也 私の必需品*古本あれこれ 柳川 一 【INTERVIEW 期待の新人】 岡本好貴 【INTERVIEW 注目の新刊】 『ヴァンプドッグは叫ばない』 市川憂人 『でぃすぺる』 今村昌弘 【BOOKREVIEW】
『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ 小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。 ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。 優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。 マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。つまり、自殺の可能性はなく、マリ姉を殺した犯人が雪が積もる前に凶器を持ち去ったはず。犯人はまだ捕まっていない。 捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。警察がこの怪談に注目することはなかった。そして、マリ姉に怪談を集める趣味がなかったことをサツキはよく知っている。 マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。 そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。 死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。 こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
【明智恭介シリーズ、最新短編!】 宗教学試験問題漏洩事件 今村昌弘 ●期末試験直前。神紅大学ミステリ愛好会は、待望の事件に遭遇したがーー明智恭介シリーズ最新短編 【特集「2023早春・若手作家の宴」】 酔来酔去 斧田小夜 ●漢の武帝の時代、天より麒麟が飛来したーー第10回創元SF短編賞優秀賞を「飲鴆止渇」で受賞した新鋭が贈る 不死者の物語ーー肖像画家 川野芽生 ●その画家の青年は、時代や場所を超えてあちこちに現れる。定命の人々の間で、静かに長い時を生きている バッグ・クロージャー 君嶋彼方 ●大嫌いな兄が結婚することになった。しかも、結婚相手は俺の初恋の人だった 今際(いまわ)の際(きわ)の断崖から 夕木春央 ●海面に衝突して死ぬまであとわずか、私は自分が突き落とされた理由を考察する。注目の俊英、本誌初登場! 血を綴じる書庫の殺人 京都辻占探偵六角 床品美帆 ●皮肉屋だけど頼りになる、名探偵・六角が帰ってきたーーミステリーズ!新人賞受賞作家が贈る二一世紀型不可能犯罪! 懸命に努力するものだけが成功する ディーマ・アルザヤット 小竹由美子 訳 ●#MeToo運動以前のハリウッドで、ある女性インターンに起こった出来事ーー現代アメリカ文学の新鋭による鮮烈な一編! 【INTERVIEW 期待の新人】 五十嵐 大 木江 恭 【小説】 明治殺人法廷 第3回 芦辺 拓 完璧な計画 犯罪相談員〈5〉 石持浅海 1(ONE) 後編 加納朋子 きみのかたち 第6回 坂木 司 特撮なんて見ない 第6回 澤村伊智 サエズリ図書館のワルツさん 電子図書館のヒビキさん 紅玉いづき ベラベッカという名前 近藤史恵 【ESSAY】 装幀の森 第5回 アルビレオ 翻訳のはなし 第7回 グランジェ翻訳裏話ーー謎の翻訳家・高岡 真 平岡 敦 乱視読者の読んだり見たり 第5回 小説の窓、映画の窓 若島 正 【COLUMN】 ひみつのおやつ*祖母の?油漬けにんにく 木犀あこ 私の必需品*仕込み杖 青本雪平 【INTERVIEW 注目の新刊】 『明智卿死体検分』 小森 収 『グッドナイト』 折原 一 【BOOKREVIEW】 [文芸全般] 瀧井朝世 [国内ミステリ] 宇田川拓也 [翻訳ミステリ] 村上貴史 [SF] 渡邊利道 [ファンタジイ] 三村美衣
“廃墟テーマパーク”にそびえる「兇人邸」。班目機関の研究資料を探し求めるグループとともに、深夜その奇怪な屋敷に侵入した葉村譲と剣崎比留子を待ち構えていたのは、無慈悲な首斬り殺人鬼だった。逃げ惑う狂乱の一夜が明け、同行者が次々と首のない死体となって発見されるなか、比留子が行方不明に。さまざまな思惑を抱えた生存者たちは、この迷路のような屋敷から脱出の道を選べない。さらに別の殺人者がいる可能性が浮上し……。葉村は比留子を見つけ出し、ともに謎を解いて生き延びることができるのか?! 『屍人荘の殺人』の衝撃を凌駕するシリーズ第三弾。
デビュー作にして5冠達成! 待望の文庫化!! 21世紀最高の大型新人による前代未聞のクローズド・サークル 豪華キャストによる映画化! 監督:木村ひさし 脚本:蒔田光治 出演:神木隆之介 浜辺美波 中村倫也ほか 2019年全国東宝系にて公開 神紅大学ミステリ愛好会会長であり『名探偵』の明智恭介とその助手、葉村譲は、同じ大学に通うもう一人の名探偵、剣崎比留子と共に曰くつきの映研の夏合宿に参加するため、ペンション紫湛荘を訪れる。初日の夜、彼らは想像だになかった事態に見舞われ荘内に籠城を余儀なくされるが、それは連続殺人の幕開けに過ぎなかった。たった一時間半で世界は一変した。数々のミステリランキングで1位に輝いた第27回鮎川哲也賞受賞作!
あと二日で、四人死ぬーー ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ待望の第二弾! その日、“魔眼の匣”を九人が訪れた。人里離れた施設の孤独な主は予言者と恐れられる老女だ。彼女は葉村譲と剣崎比留子をはじめとする来訪者に「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」と告げた。外界と唯一繋がる橋が燃え落ちた直後、予言が成就するがごとく一人が死に、閉じ込められた葉村たちを混乱と恐怖が襲う。さらに客の一人である女子高生も予知能力を持つと告白しーー。ミステリ界を席巻した『屍人荘の殺人』シリーズ第二弾。
神紅大学ミステリ愛好会に所属する葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究会の夏合宿に興味を抱き、同じ大学に在席する美貌の探偵、剣崎比留子と共に紫静荘を訪ねた。“曰く”など気にする風もない部員たちは、肝試しと称し神社に赴くが、想像を絶する異常事態に遭遇し紫静荘に立て籠もることを余儀なくされる。緊張と混乱が続くなか一夜明けると、部員の一人が惨殺死体となって発見される。それは連続殺人の序章に過ぎなかったーー。究極の絶望の淵で、葉村は、明智は、そして比留子は、生き残り謎を解き明かせるか?! 奇想と本格が見事に融合する選考員大絶賛の第27回鮎川哲也賞受賞作!