著者 : 今泉敦子
MSIに入社して以来、さまざまな任務を全うしてきた。だが、このミッションほど緊張したことはない。愛するオーウェンとの結婚式のために、ウェディングドレスのセールで、お気に入りの一着を手に入れるのだ。ところが、会場で魔法を使ったいざこざが発生。大勢の人々が魔法を目撃してしまう。誰かが魔法を人目にさらそうとしている? ケイティはオーウェンの反対を押し切り、調査を始める。大人気シリーズ、ついにフィナーレ!
オーウェンと晴れて婚約したケイティに、魔法界のマフィアのような謎の組織が接触してきた。彼らは以前からMSIの乗っ取りを企てており、その目論見はいったんは挫かれたものの、彼らの息のかかった社員が、いまだMSI内部に多数いるらしい。マーリンは一計を案じ、逆にスパイを送り込むことに。となれば適任なのは…ケイティ!?お待たせしました大人気シリーズ最新刊。
妖精界の女王の座を祖母に譲ったソフィーは、バレエダンサーとしてのキャリアを再開する。一方刑事マイケルは、妖精の関与が疑われる奇妙な事件の数々に振り回されていた。そんな彼らの前に現れた魔法使いのジョセフィーンはそれらの事件を妖精の仕業と決めつけ、魔法使いと妖精の対立を煽る。危機感を覚えたソフィーは戦いを阻止すべく動きはじめるが…。好評シリーズ第3弾。
俳優を夢見てNYにきたエミリー。念願かなって舞台で脚光を浴びたその晩、忽然と姿を消してしまった。だが、姉のソフィーにはわかっていた。妖精たちが、かつてソフィーに踊りを教えた対価に妹をさらったのだ。とはいえ、警察には信じてもらえまい。親切な刑事の追及をかわしつつ、ソフィーは妹を捜し始める。『ニューヨークの魔法使い』の著者が贈る、現代のフェアリーテイル。
ガラスの靴とロイヤルウエディングの物語を主食に育った女の子たちの多くがそうであるように、わたしもかつては、プリンセスは生まれながらにプリンセスで、あとからなるものではないと思っていた…。田舎から出てきて、ロンドンで庭師をしている普通の女性が、ある日出会った理想の彼、あっという間に意気投合したが…。スウィートでビターな、現代版シンデレラストーリー。
友人のパーティーで不思議に心惹かれる青年レオに出会ったエイミー。ふたりはすぐさま恋に落ちる。だが、彼はとある小国のプリンスだった。エイミーはショックを乗り越え、ふたりの関係は順風満帆…のはずだったが、押し寄せるマスコミ、レオの実家ニローナ公家とのギャップ、そして家族の秘密が暴き立てられるに至って、エイミーは…。すべての女性の憧れ、真実の愛の物語。
免疫者のはずなのに、魔法を使えるようになったケイティ。魔力が戻ったボーイフレンドのオーウェンに、魔法の使い方を教わる毎日だ。そんなある日、ケイティはアシスタントの様子が変なことに気づく。エルフを扇動するビラが配られ、(株)MSIに勤めるエルフたちが動揺しているらしい。ひそかに調査に乗り出したケイティとオーウェンに敵の魔の手が…。大人気シリーズ第七弾。
もし神が気まぐれで怠け者で、おまけに惚れっぽいティーンエイジャーの男の子だったら!?そう、その神の名はボブ。そもそもの始めはこうだった。地球の神の第一候補は直前になって辞退した。この惑星は宇宙の果てにあり、労働環境が悪かったのだ。結局、地球の管理はポーカーゲームの賭け金にされ、ゲームに勝ったプレーヤーが、それを無気力な十代の息子ボブに譲り渡した。とはいえさすがに心配した理事が中年の管理職ミスターBを補佐につけ、こうして地球の天地創造は始まったのだ。そしていま、いい加減な神ボブが(またしても)若い女性に恋をした…。ポップで、八方破れで、ちょっぴりせつない。カーネギー賞、ガーディアン賞受賞作家が贈る、腹が立つけどなぜか憎めない“神”ボブと地球の物語。
ケイティは退屈していた。競争相手のいない市場でのマーケティングなどサルでもできる。そんなとき、古写本の解読にいそしんでいたオーウェンが、とんでもないことに気づいた。権力への渇望を生み出し、他者を支配する力を与える危険な石“月の目”が、ティファニーに現れたというのだ。早速ふたりは追跡を開始する。日本オリジナル書き下ろし。大人気シリーズセカンドシーズン。