著者 : 佐倉温
一途な英雄は愛しの神子と建国するようです一途な英雄は愛しの神子と建国するようです
流血の神子と呼ばれ、他者を自身の血で癒す力を持つアスターは、暴君に母親を人質に取られ戦場で力を奮い続けていた。だが、心が擦り切れる中、母親を守ることを支えに生きていたが、すでに亡くなっていることを知り、悲しみから神子の権能を失い、さらに王に逆らった罪で孤島の監獄に収監される。監獄は王に歯向かった優秀な人材の宝庫であり、囚人を統率する仮面の男エルととも反逆を企てる。その最中、看守の凶刃からアスターを庇ったエルが負傷し!? エルは「俺が君の安心になる」とアスターのそばにいることを誓うが…?
死に戻ったモブはラスボスの最愛でした死に戻ったモブはラスボスの最愛でした
公爵家の子息クライスは現代日本から物語の世界に転生するが、その記憶が蘇ったのはラスボスの配下として断罪され、死に戻った後だった。二周目の人生では自身を虐げていた家族への復讐を誓うが、物語のラスボスとなる美貌の王ジークフリートと出会い、死なせてはいけないという思いに駆られる。そんな中、クライスの誕生会が開催され、物語の主人公である弟をはじめ主要登場人物が一堂に会する。クライスを心から案じるジークフリートの助力もあり、弟を撃退することに成功し、無事に物語の筋書きから外れたと思われたが…?
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