著者 : 利根川真紀
母娘短編小説集(964;964)母娘短編小説集(964;964)
すべての女性は母の娘である。出産・育児・恋愛・結婚・離婚・父の不在・反発・世代の差・虐待・差別・介護・老い・希望ー時を超え、世代を超えて繰り広げられる「母の娘」と「娘の母」の物語。十九世紀末から二十世紀末、アメリカの女性作家によって書かれた傑作九篇。
クィア短編小説集(844)クィア短編小説集(844)
もと「変態的・倒錯的」といった蔑称としても使われた「クィアqueer」。差別に抗うなか、かつて“恥”であった名称は“誇り”へと変わった。いま、「クィアqueer」という語は、二つの意味をもつ。ひとつは性的マイノリティ全般を示す総称としての「クィア」。もうひとつは、いかなる範疇にも属さないーLGBTのどれでもないー名づけえぬ欲望。あらゆるものを包摂しながら、あらゆる境界をすりぬけてゆく、不思議で奇妙な珠玉の8編。
新装版 レズビアン短編小説集(815)新装版 レズビアン短編小説集(815)
まだ女性どうしの愛が「口にだせなかった」十九世紀末から二十世紀前半。切なさ、絶望、驚き、そして喜びー女性あるいは男女両方のパートナーを持った女性作家たちが描く、深くて複雑な女どうしの物語十七編。小説を読む幸せが詰まった珠玉のアンソロジー。
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