著者 : 前川麻子
ネイバ-ズ・ホ-ム・サ-ビスネイバ-ズ・ホ-ム・サ-ビス
家政婦兼便利屋紹介所で働く橋本サト・28歳。都会で働き、誰かと恋をして、家族になっていく…どこにでもいる彼女が見つめる、永遠のテーマ。新鋭が瑞々しい文章で綴る、書き下ろし長篇小説。
明日を抱きしめて明日を抱きしめて
日々エスカレートしていく少年犯罪に対峙し続ける弁護士・真希が担当したのは、母と幼い娘を強姦し、殺害した16歳の少年だった。少年たちが抱く心の闇に戸惑い、そして、愛し合っていたはずの夫との間に、いつしか横たわっていた深い淵に孤独を感じる真希。そんな彼女に安らぎを与えてくれたのは、愛してはいけない人だった…。月曜夜10時NTV・YTV系列、全国ネットで10月9日スタートのテレビドラマ『明日を抱きしめて』の原作。
鞄屋の娘鞄屋の娘
寂しさを、ずっと誤魔化して生きてきたんだと思う…いろんな女性を愛したけれど、家族を持とうとはしなかった父。孤独を奥深くに抱き、家族を持つのが怖かった娘。白い木綿のような不思議な魅力に溢れる、衝撃のデビュー作!第6回小説新潮長篇新人賞受賞作。
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