著者 : 北杜
精霊の友として2精霊の友として2
旅先の伯爵領にて母と従妹・マリーに再会し、男爵一家とともに逗留することに。男爵の求めでトルクが料理をすることになってから、伯爵家の料理長が陰湿な嫌がらせを繰り返してくる。めげずに料理の味での真っ向勝負に臨むトルクだが、刺客が再び動き出し、伯爵の暗殺を企てる。みんなの食事と平和を守るため奔走するトルク。そんな彼に再び精霊の呼び声がー?風雲急を告げる伯爵家滞在編、クライマックスです。
精霊の友として精霊の友として
貴族の子として生まれた少年・トルクは、側室であった母親ともども、屋敷から追放される。父親に殴られた際の衝撃で、彼の前世は普通のサラリーマンで、この世界に転生してきたという記憶を取り戻す。母の故郷である貧しい村にたどり着いたトルクたちだったが、村人たちは母子に冷淡に接し、母は病に臥せってしまう。前世での記憶と、母から教わった魔法を駆使して、生活環境を整え、村人たちとの距離を縮めようとがんばるトルク。そんな中、トルクは村に棲まう“精霊”と出会うー。ほんわか成り上がりファンタジー、開幕です。
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