著者 : 吉川永青
群雄割拠の戦国時代。武士たちは身命を賭して主君に仕え、家を守り、己の矜持のためにその生涯を生き抜いた。どんなに老いて体が衰えたとしても、その経験と智慧が輝きを失うことはない。常に戦いの中に身を置き、死を傍らに感じる中で、武将たちはいかに考え、いかに生き残っていったのか。最期の最期まで「侍」であることにこだわり続けた、六人の武将の生き様を描く作品集。 戦国時代に、「定年」はないーー。 「意地の天寿」……龍造寺家兼(齢九十三) 「勝てば良かろう」……朝倉宗滴(齢八十二) 「不屈なれ」……長野業正(齢七十一) 「捨て身の思慕」……宇佐美定満(齢七十六) 「魂の檻」……武田信虎(齢八十一) 「過ぎたるもの」……島左近(齢六十一) 群雄割拠の戦国時代。武士たちは身命を賭して主君に仕え、家を守り、己の矜持のためにその生涯を生き抜いた。どんなに老いて体が衰えたとしても、その経験と智慧が輝きを失うことはない。常に戦いの中に身を置き、死を傍らに感じる中で、武将たちはいかに考え、いかに生き残っていったのか。最期の最期まで「侍」であることにこだわりつづけた、六人の武将たちの生き様を描く作品集。 「意地の天寿」……龍造寺家兼(齢九十三) 「勝てば良かろう」……朝倉宗滴(齢八十二) 「不屈なれ」……長野業正(齢七十一) 「捨て身の思慕」……宇佐美定満(齢七十六) 「魂の檻」……武田信虎(齢八十一) 「過ぎたるもの」……島左近(齢六十一)
累計18万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。今回の舞台は豊臣秀吉の天下を決定づけた、もう一つの天下分け目である「賤ヶ岳の戦い」。そして、描かれるのは「賤ヶ岳の七本槍」として名高い、加藤清正、福島正則、片桐且元ら七人の武将。新進気鋭の若手歴史小説家たちが、若武者たちの戦いと、その後の人生を活写する! 槍よ、愚直なれ 木下昌輝 糟屋助右衛門の武功 簑輪諒 しつこい男 吉川永青 器 土橋章宏 ひとしずく 矢野隆 権平の推理 乾緑郎 孫六の刀 天野純希
『決戦! 関ヶ原』が、さらにスケールアップして帰ってくる!慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。美濃国関ヶ原の地で、天下分け目の大会戦が勃発。乱世を終わらせる運命を背負ったのは、どの男だったのかーー。そんな関ヶ原を駆ける七人の武将を描くのは当代きっての歴史時代小説界の人気実力者たち。読者は、新たな関ヶ原を目撃する! 累計10万部を突破し、ますます進化を続ける「決戦!」シリーズ。その中でも最高の人気を誇る『決戦! 関ヶ原』が、さらにスケールアップして帰ってくる! 慶長五年九月十五日(一六〇〇年十月二十一日)。美濃国関ヶ原の地で、天下分け目の大会戦が勃発。乱世を終わらせる運命を背負ったのは、どの男だったのかーー。 そんな関ヶ原を駆ける七人の武将を描くのは当代きっての歴史時代小説界の人気実力者たち。読者は、新たな関ヶ原を目撃する! ダミアン長政 葉室麟 過ぎたるもの 吉川永青 戦さ神 東郷隆 名だけを残して 簑輪諒 蜻蛉切 宮本昌孝 秀秋の戯 天野純希 燃ゆる病葉 冲方丁
「友よ、お前は強い。だが、俺はどうしても勝たねばならぬ」帝を擁する奸雄・曹操孟徳と名門袁家の王者・袁紹本初。中原の覇者となり天下を望むには、かつての友が最大の障壁となった。劉備、関羽、筍イク、筍攸、許緒、田豊、郭図、文醜、顔良、英雄たちが、荒ぶり謀る三國志前半の大決戦「官渡の戦い」を描いた長編歴史小説。 「友よ、お前は強い。だが、俺はどうしても勝たねばならぬのだ」 帝を擁する奸雄・曹操孟徳と名門袁家の王者・袁紹本初。 中原の覇者となり天下を望むには、かつての友が最大の障壁となった。 劉備、関羽、筍イク、筍攸、許緒、田豊、郭図、文醜、顔良、英雄たちが、荒ぶり謀る三國志前半の大決戦「官渡の戦い」を描いた長編歴史小説。 序章 花嫁と書生 第一章 二人の英雄 第二章 中原の覇者 終章 北斗の瞬き
当代きっての作家たち、ガチンコ競作シリーズ!慶長五年九月十五日、霧立ちこめる地に戦国時代の終焉を告げる運命を背負った男たちが集結した。天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」。徳川家康率いる「東軍」圧勝の理由、石田三成率いる「西軍」敗北の契機、そして両軍の運命を握る男。七人の作家が七人の武将の視点で描く競作長編「決戦!」シリーズ初陣。刊行当初から話題沸騰!業界初の立体的(3D)な競作長編! 当代きっての作家たち、ガチンコ競作シリーズ! 慶長五年九月十五日、霧立ちこめる地に戦国時代の終焉を告げる運命を背負った男たちが集結した。天下分け目の大戦「関ヶ原の戦い」。徳川家康率いる「東軍」圧勝の理由、石田三成率いる「西軍」敗北の契機、そして両軍の運命を握る男。七人の作家が七人の武将の視点で描く競作長編「決戦!」シリーズ初陣。 葉室麟「孤狼なり」(石田三成) 冲方丁「真紅の米」(小早川秀秋) 伊東潤「人を致して」(徳川家康) 天野純希「有楽斎の城」(織田有楽斎) 矢野隆「丸に十文字」(島津義弘) 吉川永青「笹を噛ませよ」(可児才蔵) 木下昌輝「怪僧恵瓊」(安国寺恵瓊) 刊行当初から話題沸騰! 業界初の立体的(3D)な競作長編! 「決戦!」シリーズは、映画「関ヶ原」を応援しています! 葉室麟「孤狼なり」(石田三成) 冲方丁「真紅の米」(小早川秀秋) 伊東潤「人を致して」(徳川家康) 天野純希「有楽斎の城」(織田有楽斎) 矢野隆「丸に十文字」(島津義弘) 吉川永青「笹を噛ませよ」(可児才蔵) 木下昌輝「怪僧恵瓊」(安国寺恵瓊)
豊臣家への「義」か、はたまた自らの「野心」からなのか。覇王信長の死後、天下人を目指す秀吉のもと、綺羅星の如く登場し活躍する武将たちを差し置いて、最も栄達した男、石田三成。彼の「眼」は戦国を優に超えていた。
「真田赤備えのルーツはここにあり!いま1番おすすめしたい時代小説です」(歴ドル・小日向えり)/戦場で最も目立つ朱色の具足。武田信玄配下の戦国最強部隊「赤備え」。赤備え山縣隊の一員であった甲斐地侍の勘五郎と幼馴染みの藤太は、長篠の戦いの大敗により、徳川へ主家替えを余儀なくされる。新しい主は赤鬼と呼ばれる井伊直政。戦国の終焉と最後の「赤の遺伝子」を受け継ぐ二人の武士の生き様とは。 「真田赤備えのルーツはここにあり!いま1番おすすめしたい時代小説です」(歴ドル・小日向えり) 最注目作家・吉川永青は、ここから読め! 戦国武将も、現代人も、「強くあるために」闘う男はカッコイイ。 戦場で最も目立つ朱色の具足。武田信玄配下の戦国最強部隊「赤備え」。赤備え山縣隊の一員であった甲斐地侍の勘五郎と幼馴染みの藤太は、長篠の戦いの大敗により、徳川へ主家替えを余儀なくされる。新しい主は赤鬼と呼ばれる井伊直政。戦国の終焉と最後の「赤の遺伝子」を受け継ぐ二人の武士の生き様とは。 第一部 友と見た空 一 長篠 二 朋友 三 万千代 四 主家 五 新生 六 赤鬼 七 赤心 第二部 天下取り 一 ふたり 二 交差 三 君臣 四 変転 五 赤の魂 著者による全自作解説
累計8万部突破の「決戦!」シリーズ最新作! 武田VS上杉ーー戦国最強同士の激突、その時、二人の英雄は何を思うのか。原点にして、さらなる進化を遂げた「決戦!」を見届けよ!武田勢:武田信玄×宮本昌孝、武田信繁×矢野 隆、真田昌幸×乾 緑郎、山本勘助×「決戦!小説大賞」受賞・佐藤巖太郎。上杉勢:上杉謙信×冲方 丁、甘粕景持×木下昌輝、宇佐美定満×吉川永青 累計8万部突破の「決戦!」シリーズ最新作! 武田VS上杉ーー戦国最強同士の激突、その時、二人の英雄は何を思うのか。 プロアマの激戦を見事突破した「決戦!小説大賞」受賞者も参戦。 原点にして、さらなる進化をとげる「決戦!」を見届けよ!! 武田勢 武田信玄ーー宮本昌孝 武田信繁ーー矢野 隆 真田昌幸ーー乾 緑郎 山本勘助ーー佐藤巖太郎(「決戦!小説大賞」受賞者) 上杉勢 上杉謙信ーー冲方 丁 甘粕景持ーー木下昌輝 宇佐美定満ーー吉川永青 五宝の矛 冲方丁 啄木鳥 佐藤巖太郎 捨て身の思慕 吉川永青 凡夫の瞳 矢野隆 影武者対影武者 乾緑郎 甘粕の退き口 木下昌輝 うつけの影 宮本昌孝
武田家滅亡時、真田家は周囲に攻め込まれたら一瞬で消し飛ぶ運命であった。昌幸は、主家武田を見限り、北条に降ると見せかけて、織田信長につく。信長が横死すると、旧領回復を画策し、弟を人質に上杉景勝に従属するが、わずかひと月で北条に鞍替えするー。戦乱を変幻自在に立ち回り、世を化かす昌幸の前に立ちはだかるのは、名将徳川家康と大軍勢。あまりにも巨大な敵に、どう立ち向かうのか。そして生き残ることはできるのかー。
戦国最強の部隊ー「赤備え」。戦場で最も目立つ朱の具足をまとった集団が現れただけで、敵兵は畏れ、逃げ惑い、敗れていった。「天下取りの部隊」として諸国に轟いたその強さに憧れる甲斐の地侍、成島勘五郎と、幼馴染みの百姓・飯沼藤太は、武田信玄配下の赤備えを率いる山縣隊に加わり、武功を立てる。武田家が鉄砲を主戦力とする織田・徳川連合軍に長篠の戦いで敗れた後、生き残った勘五郎は徳川に主家を替え、武田の赤備えを引き継いだ“赤鬼”井伊直政のもとで天下取りを目指す。
救いたい、その一心で嫂を手にかけた黄巾の子、廖淳。若き日の劉備に拾われ、関羽や張飛の下で武芸を学び、やがて少年は心底の後悔から自らを解き放つ。そして「三顧の礼」で迎え入れられた諸葛亮。俊才だが変人の軍師に気に入られた廖淳は、武将としての才覚を現していく。まったく新しい三國志、第三弾!
官軍に失望し、賊将となっていた程普。だが孫堅という大志を抱いた将に出会い、彼の運命は変わる。「主君を皇帝に」。しかし主が志半ばで倒れてから彼の中に芽生えたのは、若く有能な軍師・周瑜への言いようのない嫉妬と焦りだった。そして運命を決める「赤壁の戦い」が迫る。まったく新しい三國志、第二弾!
平家討伐の先兵となるも、京洛で狼藉を働き、都を追われた悪逆の徒、朝日将軍・源義仲。父を身内に殺され、孤独の身で遠き木曾に追いやられた不肖の「源氏の子」。人々の幸せ、新しい国のかたちを求めて戦い続ける男は、やがて天下に手をかけるが…。最注目の新鋭による、渾身の書き下ろし時代長編。誰もみたことのない源義仲、真・源平合戦絵巻。