著者 : 吉田博昭
15秒の旅 第4巻15秒の旅 第4巻
1970年代始め、テレビCM業界の末端に潜り込んだ21歳の吉野洋行は、持ち前の度胸の良さと個性的なアイデアを武器に、10年を経ずして、業界大手の制作会社でヒットを連発する監督にまでのし上がった。だが、ある出来事をきっかけに組織のコマとして生きることに限界を感じ、自らの会社を立ち上げる。才能に溢れた若い仲間たちと共に大海原に漕ぎ出した洋行の前には、「バブル」という大波が迫っていた。
15秒の旅 第3巻15秒の旅 第3巻
日本がドルショック、オイルショックの荒波を乗り越え、本物の経済大国への道を驀進し始めた頃。吉野洋行は20代半ばにして、テレビCMディレクターとして一本立ちした。そして、もうワンランク上の、日本のトップメジャーで勝負したいと考える。だが、そこは限られたエリートが支配する世界だった。テレビCMが世の中を大きく動かしていた時代。アイデアと度胸と空気の読めなさ(?)を武器に、果たして洋行はどこまで駆け上がることができるのかー。テレビCM界のレジェンドが、夢多き冒険の時代を描いた大河小説。いよいよ第三部へ!
15秒の旅 第2巻15秒の旅 第2巻
日本が高度経済成長の頂点に向かっていた1970年、CM業界の末端に位置する弱小制作プロダクションに潜り込んだ吉野洋行・21歳。初めて監督したCMは、思いもしないトラブルに見舞われ苦いスタートとなる。次々と襲い来る困難にも負けず、クリエイターとして一歩ずつ成長していくー。度胸とアイデアで魔物ひしめく業界を駆け上がる、血湧肉躍の冒険譚!
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