著者 : 夏原エヰジ
読んだら”人間不信”になる問題作、TVドラマ化! 主演:藤井流星 共演:七五三掛龍也 テレビ朝日系列 オシドラサタデー 2026年1月10日スタート 毎週土曜よる11時 登場人物全員、偽善者。 自己顕示欲と陶酔にまみれた、エゴイスティック・ミステリー! 幸せ絶頂の結婚披露宴のさなか、新婦・沙也香が吐血して倒れてしまう。カメラマンの桜庭によると、シャンパンに毒が混入していたようだ。 犯人捜しに乗り出す新郎・和臣と桜庭だったが、容疑者である彼女の親友や母の偽善ぶりが次々と明らかになり、さらに沙也香のどす黒い過去も見え隠れしてーー。
仲良し5人組が、1人ずついなくなる。「私は悪くない」から始まる「エゴミス」! いわゆる「HSP」であるヒトミは、その繊細な性格のせいで損ばかりしてきた。大学時代からの親友4人を見て劣等感をくすぐられ、また惰性で付き合う彼氏やアルバイト先の人間関係などに辟易していた。ある日Kポップにハマってしまった彼女は、無垢なアイドル達のきらびやかな笑顔を見て、自分もすべてを捨てて渡韓しようとする。 女性5人それぞれが自らの「生きづらさ」を語るが、いつの間にか他人への浅はかな羨望、嫉妬といった黒々とした感情が渦巻き...... 「Cocoon」シリーズの作者が贈る、全く新しい「生きづらさ」文学。
新米弁護士の祐一はイケメンだが卑屈で毒舌。話の通じない依頼人に日々忙殺されている。そんな彼には人に言えない秘密があった。若くして亡くなった幼馴染・琴子と「冥婚」(生者と死者の結婚)し、幽霊の彼女と暮らしているのだ。琴子は遺書の中で、当時の婚約者ではなく祐一を冥婚相手に指名したのだが、理由は隠されたままだった。 仕事にも口を出すまっすぐな琴子とぶつかりながら成長していく祐一だったが、冥婚にはある真実が隠されていてーー。 「Cocoon」シリーズで注目の新鋭による、笑って泣ける〈ゴースト×リーガル〉小説! プロローグ Case1. 結婚なんてろくなもんじゃない Case2. 真実とクラッシャー Case3. 親心というものは、きっと エピローグ
昼は花魁、夜は鬼斬り。大人気和風ファンタジーシリーズ、ついに完結! 義理の兄・惣之丞の目的は、差別撤廃にあった。そのためには肉体も魂も売り、最強の鬼、将門の復活を目論む。惣之丞のやり方が許せない一方、「差別撤廃」という言葉に瑠璃の心は揺れる。一方で、瑠璃の身体は飛雷に乗っ取られようとしていた。瑠璃の過去と龍神たちの想いが明らかになり、最強の鬼との最終決戦を迎える、シリーズ最終巻。
昼は花魁、夜は鬼斬り。新鋭が送る和風ファンタジー第4弾! 五人衆のため。吉原のため。江戸のため。今度は、わっちが「鬼」になろう。 朝廷についた「鳩飼い」。 幕府を守る「黒雲」。 差別制度の撤廃か。差別を前提にした生活の安定か。瑠璃たちは朝廷と幕府の代理戦争に巻き込まれようとしていた。義兄・惣之丞との戦いが避けられぬものになった中、「黒雲」の柱だった権三が姿をくらました。
昼は花魁、夜は鬼斬り。新鋭が送る和風ファンタジー第3弾! 瑠璃を吉原に売った義理の兄は、「黒雲」と敵対する組織・鳩飼いの一員だった。黒雲はなんのために存在しているのか。鬼退治の依頼人は誰なのか。義兄の目的はなんなのか。問いかける瑠璃に対し、かたくなに口を閉ざすお喜久。そんな中、瑠璃は「大切なものが、地獄に墜ちる」と予言される。
「Cocoon」シリーズ2作目! 最高級遊女・花魁でありながら、夜になれば鬼退治に奔走する瑠璃。人ならざる彼女の孤独を唯一理解してくれていた朋輩・津笠が鬼になり、瑠璃に斬られてから1年が経った。時間は流れたが、瑠璃の心の傷は癒えない。そんな中、五人衆の一人・錠吉が不自然に瑠璃を避け始め……。
戦う花魁。シリーズ、開幕! 第13回小説現代長編新人賞奨励賞受賞。 天明期の江戸・吉原。大見世である「黒羽屋」の最高級遊女・花魁として名を馳せる主人公の瑠璃は、江戸に跋扈する鬼を滅する闇組織・黒雲の頭領という裏の顔を持っていた。彼女は妖刀・飛雷を操り、恨みを強く抱いて死んだ者がなる「鬼」を退治するのを任務としていたのだ。遊女の身でありながら自由な立場と権力を有するその強い力に惹かれ、様々な妖が瑠璃の下に集まることもしばしば。黒羽屋で若い衆として働きながら瑠璃を支える黒雲のメンバーに裕福な太客たち、仲の良い朋輩にも恵まれている瑠璃だが、己が持つ尋常ならざる力と鬼に対する嗜虐的な思考に苦悩もしていた。そんなある時、親友でもある朋輩が失踪した。