著者 : 大島昌宏
九頭竜川 ~鮎釣り漁師・愛子の希望~九頭竜川 ~鮎釣り漁師・愛子の希望~
鮎のように悔いなく生きろ。すべてを焼き尽くした空襲、福井地震、大水害…。愛子18歳。未曾有の惨禍を乗り越え、今を懸命に生きる女鮎漁師の物語が現代という時代に熱く語りかける。第11回新田次郎文学賞作品、待望の復刊。
そろばん武士道そろばん武士道
借財は歳入の八十年分。貧窮の越前大野藩を蘇生させるべく、刀を捨て、天賦の商才と経済感覚を武器に改革する侍、内山七郎右衛門良休。藩直営の特産店「大野屋」の設立、流通革命、価格破壊を施し、蝦夷地への開拓投資など奇策を弄して、藩を復興させた新しい経済武士の生涯を描く。
PREV1NEXT